生きのびるやつ(スティーブン・キング)
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287 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/03/09 13:30
- これ、後味悪し、というよりもキショイ話です。
多分、有名な作家の短編小説で、以前読んだものなのですが、
作家名もタイトルも思い出せないので、誰か知ってる人いたら教えてください。
(詳細は違うかも)優秀な外科医で将来も有望とされている男が、ある日船旅にでる。
ところがその船が嵐で難破し、男は一人だけ無人島に漂着する。
その島には食べ物は一切なく、日々が過ぎていくが助けが来る様子もない。
男は段々と飢えてくる。自分には国に帰ったらバラ色の未来が待っている。
ここから必ず生きて戻らねば…ふと彼は自分の足に目をやる。そうだ、この島に流れ着いた時、
外科手術道具一式が入ったカバンも一緒だった…
自分は優秀な外科医なのだ、生きて帰らなければならない。
たとえ、片足が無くなってもこの手があれば外科医として仕事ができる。
男は自分の膝から下を切り落とす。見事な手さばきで縫合し、
その足を食した。飢えはしばらくの間はしのげた。
しかしその後も、誰も救助にくる気配はない。男は残った片方の足を見る。
この手さえ残っていれば…自分は優秀な外科医なのだ…
さらに数日後には大腿を、左手を…
そうやって男は自らの体を食べて生き延びていった。
そして数ヶ月後、救助隊に発見された時には男はすでに発狂していた。
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289 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/03/09 14:20
- >>287
キングの短編集「ミルクマン- スケルトン・クルー III -」中の「生きのびるやつ」
男は借金ために麻薬の密輸をやっていたはず。