ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その4 » 帰ってきたウルトラマン/第33話「怪獣使いと少年」

937 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/30 17:46
工場地帯の近くに廃墟と空き地がある。
その廃墟で暮らし、前の空き地で穴を掘り続ける一人の少年がいた。
人々はその少年を宇宙人と噂し気味悪がっている。
心ない学生たちがその少年を辱め、乱暴する日々が続いていた。
少年は何人もその廃墟に入れようとはしなかった。
街の人々もその少年を避けている、食べ物すら売ろうとしない。

ウルトラマンこと郷秀樹はその少年を調べたところ、
その少年は北海道出身の日本人で東京へ出稼ぎに行った父を捜しに来ていたのだった。
ある嵐の夜、恐怖と寒さと飢えで死にかけていた少年を救ったメイツ星人。
メイツ星人は地球の気象観測の為に地球に来ていたのだが、
その日からその少年と親子のように一緒に暮らすようになった。
魚怪獣ムルチを念動力で地中に閉じ込め、
自分の宇宙船をも地下に隠したメイツ星人だったが、
公害に汚染される地球の空気は星人の体を蝕んでいった。
弱り切った体のメイツ星人を父親と慕う少年。少年は言う
「ぼくもおじさんと一緒にメイツ星へ行くんだ、地球はその内に住めなくなる。」


938 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/30 17:46
真相を知って少年と一緒に穴掘りを手伝う郷秀樹だったが、
そこに街の人々が武器を持って押し寄せてくる。
MATがその宇宙人(少年)に手を下さないのを見て
自分たちが制裁を加えようと悪質な自警団のような市民たち。
少年を庇うために廃墟から姿を現した衰弱し歩くのがやっとのメイツ星人。
郷秀樹の静止も聞かず発砲する警官。息絶えるメイツ星人。

メイツ星人の念動力が切れたため、地中からムルチが現れる。
逃げまどう街の人々。
呆然とする郷秀樹。

「頼む~!、早く怪獣を退治してくれよ~!」(街の人々)

(勝手なことを言うな。怪獣を誘き出したのはあんたたちだ)(郷秀樹)

戦おうとしない郷秀樹の前に何故か
修行僧みたいな格好をしてる伊吹隊長が現れて郷を諭す。
ウルトラマンに変身しムルチを倒す。

少年はまだ穴を掘り続けていた、地球にさよならするために……。

 

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