ホーム » 小説 » 小説/あ行 » 田舎の善人(フラナリー・オコナー)

296 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/08/18 18:07
こないだ読んだ小説。

昔のアメリカの田舎町。
一軒の家に義足をつけたオールドミスが母親と住んでいる。
彼女は大学へ通い、哲学書を読み、そういったことをすることによって
自分に女性的な魅力がないということをを誤魔化そうとしている。
ある日、そこに年若い聖書のセールスマンが尋ねてくる。
たいへん感じのいい若者で、母親とも彼女とも親しくなる。
彼女はセールスマンを善意にあふれた田舎者だと思う。
セールスマンは彼女に好意をもったようで、彼女を誘う。
二人は人目のつかない納屋へと行く。
納屋の中でセールスマンは彼女を口説こうとする。
そのときに「義足を外してみてくれ」と彼女に頼み込む。
彼女はそれに従う。
するとセールスマンはその義足をもっていた鞄にしまいこむ。
その鞄には他の女性から騙し取った義眼も入っている。
こういったものを集めるのが彼の趣味なのだ。
義足を奪われて動けないままの彼女を置き去りにして
彼女に対しては何もしないまま、セールスマンは立ち去る。

知的でかたくなな女の心を純朴な青年が解きほぐす
ほのぼのしたラブストーリーかと思ったら、いきなりこんなことになってビクーリしたYO。


302 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/08/18 20:48
>>296
フラナリー・オコーナーの小説ですな。彼女の作品はみんな救いのない話ばっかり。
そこが好きなんだけど。「賢い血」もゼヒ読んでくで。

 

フラナリー・オコナー全短篇〈上〉 (ちくま文庫)
フラナリー・オコナー全短篇〈上〉


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...