ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その8 » 1985への出発(手塚治虫)

692 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日::03/03/27 00:42
手塚治虫の短編集より かなりうろ覚え

戦時中の日本が舞台の話し。
主人公の少年(14歳くらい)はたくさんの子供達と一緒にどこかの建物に収容され
消毒薬を撒かれる(ノミ対策と思われ)。そこで一人の少女と出会う(17歳だったと思う)
建物からの脱走をはかる少年。その計画に少女も誘い、
もうひとりの少年(チビ・10歳くらい)もそれに加わる。
見事脱走した三人はとあるさびれたトンネルの中でひとりの怪しげな老婆と出会う。

「お前達はこれから1980年にタイムトリップする。そこで未来の自分達と出会う。
(この後なんと言ってたか忘れた。)別に帰ってきてもいいんだよ。」

三人は未来の1980年の世界へと飛ばされる。
どうにかして未来の自分達と出会った三人。
(「お前はなんと・・・子供の頃の私じゃないか!」ってかんじのセリフがあった。)
そこでは主人公はおもちゃ会社の社長(かなり大きい)、少女はその妻、チビは秘書(?)をやっていた。
戦後、三人は互いに協力して会社を設立し、見事に成功していた。

いろいろと話し込む六人。


693 名前:つづき 投稿日::03/03/27 00:42
しかし主人公がそのおもちゃがどんなものなのかを聞いたとき、主人公は激怒する!
社長は、戦争で実際に使われる兵器をモデルにしたおもちゃを売っていたのだ。

主人公「ふざけんな!!!こんなものを子供に売っているのか!!」
社長「消費者はよりリアルな商品を求めている。別に戦争をしているわけではない。ただのおもちゃだ。」

怒る主人公
主人公「過去に帰るぞ。俺は絶対そんなものは作らない。」
社長「待て!そんなことをしたら未来が変わってしまうぞ!」

三人は過去に帰る。

チビ「おれたち、一緒にいないほうがいいみたいだね。」
少女「そうね。ここで別れましょ。」
主人公「じゃあな。」

ここで主人公の独白
「あばよ。XXX(少女の名前)。おれ、お前のことが好きだったんだぜ。」

主人公が好きな人をあきらめてまで戦争に反対するところがすごく泣けてくる・・・。
って微妙にスレ違いかな?


694 名前:692 投稿日::03/03/27 01:07
>>692-693
タイトルは「1980」だったと思う。
今は文庫化して売っている。
悲恋ものを集めた短編集なんで興味のある人はドゾー。

 

夜よさよなら (手塚治虫漫画全集 (325))
夜よさよなら
(手塚治虫漫画全集 (325))


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...