ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 世界の終幕(星新一)

794 名前: 投稿日::03/04/18 03:59
世界中の人に、「押すと世界が破滅するボタン」が間違って郵送されてしまった。
というニュースがTVで流れている。

ある男の所にも、それが届いた。
ボタンのことは、ニュースで知っていたが、いざ手元に届くと落ち着かないものだ。

男は人生を振り返る、いいことなんて無かったなぁ。
これからも大していいことなんて・・・
生涯の給料までも計算できる。

男はボタンを押すことにした
TVでは、政府の役人が回収を促している。

男は震える手でボタンを押した。
さようなら、世界。
男は自分が光に包まれるのを感じた・・・・・

とあるマンションの一室で小規模な爆発がおきた。
死者は部屋の住人一人だけ。

政府の思惑通り、危険な思想を持った人間が一人減ったのだ。
世界の破滅というのは、その男の世界の破滅を意味していたのだった。


797 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日::03/04/18 05:09
>>794

まるで映画「ドニー・ダーコ」の元ネタのようだ。


820 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日::03/04/18 17:01
>>794
昔週刊ストーリーランドにもそんな感じの話あったよね。

 

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