三丁目が戦争です (筒井康隆)

403 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/01 12:45
筒井康隆の「三丁目が戦争です」って短編、後味が悪いって訳ではないんだど「この作者
アフォか?!」って思うような作品。
それが、子供向けの文庫シリーズから発売されている。
ttp://shop.kodansha.jp/bc/aoitori/main_new.html
良いのかよ!
まあ、今発売中の本なので立ち読みでもしてください。

413 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/01 23:05
>>403
懐かしいなぁ、最初に読んだの20年以上前だよ、小学生か、中1の時かな。
角川文庫で、書名は違った(「なんとか児童文学集」だった)と思う。
全編子供向けの文体で、しかも問題の「三丁目が戦争です」が収録作品の
最後だった。読んだときは、後味悪いというよりショックだったなぁ。

以下、あらすじ。といっても20年以上前の記憶なんで間違いありカモ。
一戸建ての人たちと団地の人たちの対立。
団地 「あいつら団地から引っ越したとたんにお高くなってやがる」
戸建 「団地の貧乏人の僻みウザい」
その対立は、子供たちにも影響して、子供同士も仲が悪い。
対立は、ついに武力行使に発展する。子供同士も喧嘩になるが、
その真ん中でダイナマイトが炸裂して、主人公以外はみんな爆死。
主人公が泣きながらお母さんの所へ帰ると、炊き出しのお母さんたちも
ダイナマイトでみんなバラバラ死体。主人公泣きじゃくる。そこで作者の
セリフ。「戦争はむごいです。みなさん、Nページから先は読まなかった
ことにしてください。Nページで団地の人たちと戸建の人たちは仲直り
してめでたしなんです。え、もう読んじゃったのにそんなのないって?
これが戦争なんです。みなさん、戦争のむごさを考えてください」
みたいな感じで終わり。


414 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/01 23:11
>>413
戦争の後味の悪さをテーマにしてるんだな。
何となく言いたいことはわかる気がする。

416 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/01 23:37
て言うか筒井康隆に後味が悪くない作品なんて一つでもあったっけか。

 

三丁目が戦争です (講談社 青い鳥文庫fシリーズ)
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地球はおおさわぎ (筒井康隆SFジュブナイルセレクション)
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