ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 祖父の記念品(ローレンス・ワット=エヴァンズ)

249 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・  投稿日:04/04/08 21:42
海外の短編集で読んだ「祖父の遺品」というようなタイトルのが後味悪かった。

主人公はごく普通の学生で彼女がいる。
ある日、病床の祖父から「自分は余命幾ばくも無いので、コレクションを整理してくれ」と頼まれる。
コレクションはごく普通の置物や、本ばかり。
ところが、その中にホルマリン漬けの女の首が見つかる。

実は祖父は快楽殺人を繰り返していた殺人鬼だったのだ。
女は祖父が学生時代に付き合っていたガールフレンドで、愛情表現として殺し、首を保存していたのだった。
祖父は他にも殺人を繰り返したが、彼女ほどの愛情は持っていなかったので遺体は保存していないという。

主人公は悩みながらも首を警察に届けるが、逮捕前に祖父は死去。

悩みはなくなったはずの主人公だが、彼女とデートするたびにあの首と祖父がよぎる。
彼女の死に怯える表情が知りたい、彼女の息の絶える瞬間が、
彼女の生首が見たいという欲求に耐えながら彼は生き続ける…

 

サイコ (ノン・ポシェット)
サイコ(ノン・ポシェット)


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