ホーム » 小説 » 小説/さ行 » SEVEN ROOMS(乙一)

933 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/22 11:33:00
主人公の少年(小学生)とその姉が、ある日謎の男に拉致され、
周囲がコンクリートで囲まれた部屋に監禁される。
姉は隣の部屋に監禁されているらしい。
室内には水の流れている、小学生の子どもがギリギリ
通れるくらいの狭さの溝があった。
その溝からは、時折バラバラの人間の遺体が
流されてくることがあり、主人公は恐怖におののく。
ドアには鍵がかけられているが、少年は溝を通り、
自室と姉の部屋とを行き来する。
が、どうやら自分達姉弟以外にも監禁されている人間がいる
らしいことに気付き、溝を通って他の部屋にも行く。
そうやって掴んだ情報によると、どうやら全部で
7つの部屋があり、それぞれ1人ずつ監禁されている。
そして、1日に1人殺され(遺体は溝に流される)、
空いた部屋にまた新しく拉致された人間が入る……
というルールになっているらしい。

934 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/22 11:34:45
やがて、主人公の姉が殺される日がやって来る。
主人公は姉の部屋の溝の中で待機。
犯人がチェーンソーを手に入ってくるのと同時に、
主人公は溝から飛び出して、部屋に鍵をかけて
2人を閉じ込めてしまう。
溝は狭く、犯人も姉も出ることは出来ない。
主人公は鍵を見つけ出し、監禁されていた人達を救い出すのだが、
姉を救い出すと犯人も出てきてしまうので見殺しにする。
(全て姉の作戦)
チェーンソーによって体を切り刻まれながら、勝利の高笑いを
響かせる姉の声を背に、逃げ出す主人公達……。

乙一の「Seven Rooms」。
犯人の目的も正体も明かされてないし、何より最後が後味悪い。
主人公と姉はあんまり仲がいいわけじゃないんだけど、
脱出作戦実行前夜、2人が打ち解けるシーンがあって
それがまた後味の悪さを引き立たせてる。


935 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/22 11:46:47
>934
その話が載ってる短編集を読んだとき、その話の印象強すぎて
ほかの話全部わすれた。

938 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/22 14:35:13
>934
俺も前にここでその話紹介しようと思った事があったけど
上手くまとめられなくて断念した。
全体的に漂う不条理な恐怖と、刻々と死が迫ってくる絶望感と
最後の最後に泣かせる展開がたまらなく面白かった。

 

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