ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その27 » リンドバーグ愛児誘拐事件

429 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/23(月) 22:39:40
「オリエント急行殺人事件」の元になった「リンドバーク愛息誘拐事件」も、
愛息を誘拐し殺してしまったのは、実は父親のリンドバーク自身だった、という説があるそうな。
リンドバークというのは「翼よ、あれがパリの灯だ」の台詞が有名な実在の人物。
大西洋間無給油飛行を成し遂げ、アメリカの英雄となり、金と名誉と美しい妻と
やがては愛くるしい息子を得た。
しかしその息子が誘拐され身代金を要求された。要求通り金を支払ったものの、
結局息子は変わり果てた姿で発見された。
身代金の紙幣がその後流通した経路を逆に辿り一人の男が逮捕された。
男はその後死刑になったものの、現代の今、状況証拠から鑑みると、
その男が犯人とするにはいささか無理があるらしい。
マフィア説、共犯説、内部犯行説、様々な説が飛び交う中で出てきたのが父親犯人説。
リンドバークはそれまでにもふざけて、子守りやメイドに無断で息子を連れ出したことが
たびたびあり、その度に「ほら息子はここだよ? 驚いたかい?」とやっていたらしい。
この悲劇がおこった際も、こっそり息子を連れ出そうとしてあやまって息子を転落死させてしまい、
そのミスを隠すために誘拐事件をでっち上げた、という説である。
…この説がほんとだったら無実の罪を着せられて死刑になった男の立場は…。

ちなみに「オリエント急行殺人事件」では、オリエント急行内で殺人が起きるが、
被害者はかつて、アメリカ富豪の一人娘を誘拐し殺害しながらも、保釈されのうのうと
生きていた男、という設定。状況からアメリカ富豪一人娘と関わりのある人物が犯人だろう、
ということで名探偵ポアロが犯人探しを始める…という話。
このアメリカ富豪一人娘誘拐殺人事件がリンドバーク事件を下敷きにしている。

 

リンドバーグの世紀の犯罪
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オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)(小説)
オリエント急行の殺人
(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)(小説)


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