ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その28 » 悪魔の契約

261 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/08(水) 09:28:26
記憶の底から搾り出した後味の悪い漫画。細かいところはうろ覚えです。

主人公は一人暮しのお金持ちの老婦人。
かつては亭主と息子二人と暮らしていたが、家族が次々と事故で死亡。
慰謝料のおかげで金には困らないものの、やはり家族のいない生活は寂しい。
そんな老婦人に悪魔が契約を持ちかける。
「家族が死ぬ前の時間にお前を戻してやろう。その代わりに神への信仰を捨てなければならない。」
それで家族が戻るならと老婦人は神を冒涜する言葉を吐き、悪魔と契約する。
家族を取り戻した老婦人。事故も未然に防ぐことができ、しばらくは幸せな生活が続く。
しかし次第に亭主は暴力を振るうようになり、息子二人も遊び歩いて働こうとしない。
どうしてこんなことに…と途方に暮れる老婦人だったが、昔からそうだった。
家族のいない寂しさでいい思い出しか残っていなかったが、ひどい家族だったのだ。
もしかしたら神は家族を殺すことで私を守っていてくれたのではないか、
そう思っても神を冒涜して悪魔と契約した自分には神にすがることはもう許されない。


263 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/08(水) 12:10:56
>>261
うん、後味悪い。
契約のために、悪魔が老婦人の記憶を少し、
くもらせてたのかも知れないな。
ごーつくバアさんとか、わがままおババじゃなくて
「老婦人」なのが泣ける。

264 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/08(水) 13:22:11
悪魔の契約か。

292 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/08(水) 21:35:29
>261
あの作者の漫画ってホラーギャグしかないと思ってたので、
いきなりバッドエンドでビックリした思い出がある。

神を信仰老女の夫
「大きな仕事がある」と出かけ、死亡。
悪魔と契約老女の夫
「大きな仕事がある」と出かるがその仕事はただのギャンブルで、大借金と一緒に戻ってくる。

神老女の友人たち
困っている彼女を助けると誓うが、その矢先相次いで事故死。
悪魔老女の友人たち
困っている彼女のために「金策をしてあげる」となけなしの金を預かりドロン。

神老女の長男
この場合父親は死んでいるので「オヤジの分まで俺が稼ぐ」と町工場に就職、
機械にはさまれて事故死。多額の賠償金が老女の手に。
悪魔老女の長男。
父親の借金のために必死に働く母親のために町工場へ。
そこでケンカをして人に怪我をさせ警察のお世話になる。保釈金と賠償金を払う。
その後も事件を繰り返す。長男は男らしい性格だったが、裏を返せば乱暴者だった。

神老女の次男
優しい性格で母親を慰めていたが、肺炎にかかる。
お金をかけて医者に診せたのに、その医者がミスをして死亡。また賠償金が手に入る。
悪魔老女の次男
父親の借金、長男の尻拭いで毎日働きに出ている母親は次男の病気に気づかず、
発病してからも面倒が見られないので、代わりの世話を頼んだら、
その家の尻軽娘と駆けおち。優しい性格は甘ったれた計画性のなさの裏返しだった。

金なんていらない、家族が欲しいと望んだ老女は希望通りの人生を手に入れた。
神の力と御心に守られていたかつての人生に思いを馳せながら。


後味悪い
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