ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 症候群(西村寿行)

722 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/17(金) 21:23:40
西村寿行の短篇集「症候群」
山奥に住む老人が手伝いの大男と共謀して男女カップル三組をさらってきて
自分の敷地内の地下に特別制のガラスの檻を造りそこに閉じ込める。
そんで極限状態で表れる色んな症候群を研究する話。
で、その大人を飼いたいと思うに至ったきっかけが
口減らしか何かで山で行き倒れていた七歳と五歳の兄妹。
偶然大男が兄妹を山で拾ってきて
老人はこの兄妹がセックスに至るまでを見てみたいと考え全裸にして飼い始める。
だがなかなか性交には至らないのでイライラする老人。
数年経ち、兄はひらがなが何とか読める程度、妹は完全に文盲と、知能は低いが、
余計な食事を与えないため身体だけは美しく育つ。
そして遂にほんの偶然から二人は性交に成功する。(プッ
それを見た老人が周到な計画でもって大人男女を監禁するに至るんだが、

まぁはっきりいってストーリーも描写も設定もエロい。ものっそエロい。

しかしラスト。色々な症候群が出て最後は六人全員が発狂する。狂いながらも一人の全裸女だけは脱出するが
山奥に遊びに来た暴走族に弄ばれ、やはりそのまま山に捨てられ死んでしまう。
冒頭の兄妹だけは狂わずにセックスにふける。
大男が老人に「あの子らに症候群が現われず狂わなかったのは子供だったからですか?」と尋ねると
老人は
知能が低いままの兄妹を見やり
「あれも症候群の一つじゃよ」と答えて終わり。

なんつー救いの無い話やと。
他の短篇も後味ワルーなオチ多しなのでブコフで見かけたらゲットしてみて。マヂお薦め。
凄い嫌な気分になる事うけあい。。
エロで興奮した後だけに余計に。


726 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/18(土) 00:40:47
>>722
西村寿行の小説は短編も長編も
本当にほとんどが後味マズーだったね。
そしてエロいシーンも強姦ばかり…。
次々に刊行された文庫本をリアルタイムで読んでいたクチなので
懐かしいなw

733 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/18(土) 08:05:30
当時、ある有名女優(名前忘れた)が
「趣味は読書です。西村寿行の本を読むのが好きです…」
と、堂々と自分の「読書好き」をアピールしてたのを思い出した。

どエロとバイオレンス大好きをカミングアウトかよっ!
すごい度胸だなと、ある意味感心したね。

 

症候群 (徳間文庫)
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症候群 (角川文庫)
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症候群 (光文社文庫)
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