火垂るの墓
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673 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 01:35:36
- さんざん出てるだろうけど
「ホタルの墓」の後味の悪さにかなうものは無いな。2~3日前から番宣でやるのわかってて絶っ対見ないようにしよう
と思ってたのによりによって最後の5分を見てしまった。
・・・鬱
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674 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 03:12:25
- あれって、やっぱり未だ成仏できずに街を恨みながら見てるってことなのかな
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675 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 04:20:01
- >>673
あれは後味悪い。
昨日TVでやってたみたいね。
あの馬鹿兄貴がみょうなプライドを振りかざしたせいで妹が死ぬことになったんだよな。
叔母さん(だっけ?)に頭下げてればあんな結末にはならなかったろうに……
良識のある大人たちに逆らった挙句畑荒らしたり火事場泥棒したりで後味悪い。
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678 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 10:11:00
- 陰欝な気分になるので自分は見てないがちゃんと見た妹がいうには
「あの時代に疎開先で働きもしないで世話になるだけで要求だけは一人前で
それでぶつぶつ言われるのが嫌で家出して、結果死んでも自業自得で同情できない
それを美談にしたてあげるのも気分悪いが毎年この時期に放映されるのも腹がたつ」
だそうで。
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686 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 11:02:44
- そもそもあれって
着物とか家の財産やらをおばさんちに持って行って
それで面倒みてくれるはずが、
飯は食わせてくれないし・・・って事だったんじゃなかったっけ
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694 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 13:22:08
- >>678
作者自身が、美化されて語られることを嫌っているんだよね。
主人公(=自分)の身勝手さやドロドロした部分を無視して
可愛そうな反戦物語としてのみ扱われるのはむしろ辛い、
みたいなことを語っているのを聞いたことがある。
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695 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 13:30:08
- >>694
なんとなく理解できるな。
あの時代に生きた人々を、なんつーか特別視(すごいねとか偉いねとか)する
感覚を俺も持ってたが、実際はそうじゃないんだよな。
怠けものだったり、ズルかったり、要は今の俺らと何も変わらない人々が
想像も絶するような事態に巻き込まれてるんだよな。
逆にそれが身につまされる。
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696 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/06(土) 13:30:41
- 同じ「兄」言っても、色んなタイプの男がいるんだからなあ。
オレと考え方が違うからこいつはダメ、じゃしょうがない。
清太は元々内向的な性格で、そういうナイーブな奴は
生きられなかった酷い時代だったんだ、というのを見れば良いと思う。
心を殺せば(死んだ父母を悪く言う親戚に頭下げたりして)命は助かったが
そうはできなかった、人間としての純粋さが解りやすく描かれていると思うよ。
注意点は、節子も、別に兄を恨んだり非難したりはしてない事だ。
命と純粋さと引き替えに、清太の守ったものはあると思う。