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511 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/08(土) 17:34:54
以前に本で読んだ、ヨーロッパの昔話。

昔、誰もいない豆畑で、赤ん坊が拾われた。赤ん坊は女の子。
豆=ファーベの畑で拾われたので、ファベッタと名付けられ、農夫が育てる。
赤ん坊は育つにつれ、輝くばかりの絶世の美女に。ついに王様の耳にも入る。
王には、すでに3人の妃がいた。王はファベッタを城に招くが、
3人の妃は、もうこれ以上妃は不要と判断、ファベッタを殺そうと相談する。
だがファベッタは(唐突だが)魔女だった。
彼女は、城の庭での朝の宴で、一番高い木に登り、優雅に飛び降りて見せる。
そして3番目の妃に、「私と同じことができますか?」
3番目の妃は木から飛び降り、全身の骨が砕けて死ぬ。朝食会は葬式に変更。
昼には、城の中庭の、中に水しかない水盤から、大きな魚をすくい上げる。
そして2番目の妃に「私と同じことができますか?」
2番目の妃は、必死で水の中を探し回り、そのまま溺れて死ぬ。昼食会も葬式に変更。
夜には、城の広間の、料理人が用意した煮えたぎった油の鍋から、おおきなフライをすくい上げる。
そして…1番目の妃は、油の中で煮えて死ぬ。夕食会も葬式に変更。
「なぜ3人の妃を殺したのだ?」と王。「あなたを愛しているから」とファベッタ。
「何という幸せだろう!!」と王。
こうして葬式は結婚式に変更となり、2人は末永く幸せに暮らした。めでたしめでたし。

なんじゃああこりゃ!?
ヘンじゃん!!と思ったが、そういう話だった。
面白かったが、今でも納得いかない。


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