お気に入りの万年筆

249 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/05(土) 22:59:39
my後味の悪い話。
就職が決まったとき、父がペリカンの万年筆をくれた。
こんな高いものをと感動して、会社でも使っていた。
職場の先輩が「経費以外で買ったものは、名前書いておいたほうがいいよ」
と教えてくれて(名前がないと社内の備品=誰でも使っていいということになる)
名前シールを貼っておいてた。
なのになくなってしまった。机の上でしか使わないのになくすとかありえないし、
ほかに万年筆使ってる人もいないから、間違えて持ってくこともない。

他の人に相談しようかと思ったけど「なくしたんじゃない?」ですまされそうだし、
実際本当になくしたのかもしれないし、と悶々悩んでいたら、
出入の業者の営業さんが胸ポケットに挿してましたよ。
口に装飾の入ったペリカンー!絶対私のだー!ていうかシール貼ってあるー!
盗んだならシール剥がせよー!とか怒りつつ「それって!」と言ったら
ニコニコ笑顔で「あ。やっと気づいてくれたー。」
なんか彼は私に声をかけたかったらしいんだけどきっかけがなく、
「そうだ、いつもアノ人だけ使ってる万年筆。きっと私物だろうから、
 これを僕が持ってけば、アノ人は万年筆を探すだろう。
 そうすればこれをもってる僕に声をかけてくるだろう」

何この電波理論。
アゼーンとしてる私との会話をうちの部長がガッツリ聞いていて、
部長から彼の上司に注意が行き、万年筆はかえってきました。
しかしほかに代わりがない大事な業者さんなので、
相変わらずその営業は私のいる部署に出入し、うちの営業と飲むときも
「ペン一個であんなに怒るなんて、女ってしみったれてますね」
とか言ってるらしい。
たいしたことじゃないのかもしれないが、非常に腹が立ちます。


251 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/05(土) 23:10:52
イケメンだったら後味さわやかだったのにな。

256 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/05(土) 23:56:17
でも確かに、例えば割り込みを注意されておいて
「細かい」とか責めに回るDQNはいるね。

細かいことならそいつが譲れば(というか普通にすれば)いいだろうけど、
もちろんそんな理屈は通じるはずもなく


262 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/06(日) 10:22:08
どういう脳内妄想だったんだろう…
「それって!」「あ。やっと気づいてくれたー。」
「えっ?」「これを持っていれば僕に声を掛けてくれるんじゃないかと思って!」
「な~んだそうだったんですかぁ~^^んもー勝手に持って行かないでくださいよぉ~キャピキャピ」
「ごめんね~今度食事どう?」「勿論おごりですよね!」「まいったな~ははは」

263 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/06(日) 10:37:05
↑なんかそれっぽいね

せめて「さっき拾って、きみに届けようとしてたとこなんだ」って嘘つくとかできなかったのか…