衝動殺人・赤いランドセル

432 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/10(金) 00:59:00
もう10年以上前にやってた二時間ドラマ。
小学校低学年の時に見たんだけどとても後味悪くて覚えてる。
内容は、知的障害者のオッサンが幼女を誘拐、殺してしまうが犯人に責任能力がないため無罪放免。
残された女の子の両親は心身ボロボロ。特に父親は気が触れてしまったように
死んだ子供のランドセル背負って傘さして近所を徘徊したり
妻に暴力をふるう毎日。ある日、縁側でボーっとしている夫に妻は大きなデコレーションケーキを出す。
夫は子供のように手掴みでケーキを貪った。きっとその日は女の子の誕生日だったんだと思う。
半分ほどケーキを食べたら、ケーキの下から包丁が出てきた。
妻は夫に包丁を握らせ、犯人を殺しにいこうと言う。
それを聞いた夫は妻と一緒にただ泣くだけだった。
↑まだ続きがあった気がするけどここまでしか覚えてない。
父親が日に日に狂ってく姿はなんとも哀れで子供ながらに痛々しく感じたよ。

433 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/10(金) 01:00:57
>>432
まじで犯人殺して欲しい

437 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/10(金) 02:23:45
>>432
夫役を相/棒の右京の中の人がやってたやつかも。
こういう続きだったかと思います。

妻が体調不良で病院に行ってるあいだに夫は自分だけで犯人を殺しに行く。
ケーキで犯人を釣って、喜んで食べる隙に殺してやるつもりだった。
妻は病院で体調不良の原因が妊娠のためだと知る。
呆然として帰ったら家に夫は居らず、置いてあった離婚届けを見て犯人に復讐しにいった事を悟る。
半狂乱で捜しまわる妻。
そのころ夫は犯人と接触。ケーキをムシャムシャ食べるところを見ていた。
しばらくして夫はケーキの箱の底から包丁を取り出す。

時間が経ち、妻は道で夫を見つける。
近寄ると夫は
「殺せなかった、殺せなかった」と子供の復讐を果たせなかった自分を責めて泣き崩れる。
夫は犯行寸前に誕生日の大きなケーキを喜ぶ子供の、その満面の笑顔を思い出し
そのためどうしても手が下せずに帰ってきたのだった。
妻は妊娠を告げ、罪を犯さずに済んだ、これで良かったのだと言って自らを責める夫を慰めて終。

子供を失った夫婦の思いが切ない、やりきれないドラマでした。
子供が被害を受ける話はほんとうに嫌だ。


438 名前:432 投稿日:2006/02/10(金) 02:42:56
>>437さん、たぶんそのドラマです。知ってる人がいてビックリ。
たしかに、夫が犯人にケーキを食わせてるシーンを覚えてます。
去年の暮れから続く幼児連れ去り事件でなんとなく思い出したお話でした。