ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その46 » 地雷震(高橋ツトム)

565 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/09(火) 01:17:04
後味悪い漫画「地雷震」

主人公は日本版ダーティ・ハリィみたいな刑事。クールでニヒルで殺人大好き。
あと恋人とかは絶対に作らないし、仕事以外で人付き合いもしない。
そんな主人公が、凶悪犯人を射殺したり逮捕したり、言い寄ってくる女に釣れなくしたり、
相棒や周囲の人間を巻き込んだりする暗い話。

その最終話なんだけど、主人公の相棒(若い女刑事)がついに結婚することになる。
式には二人の関係者が大勢集まり、その中には主人公に思いを寄せる女とその父親もいた。
ちなみに父親は引退した元刑事で、主人公とは長い付き合い。
その娘は何度か主人公にアタックするも、いい返事をもらえない。
結婚式はつつがなく進行するかに見えたが、実は女刑事にはストーカーが憑いていて、
その男が結婚式の最後で銃を乱射する。
おめでたい式は惨劇の場となり、相棒の婚約者(リーマン)と主人公を慕う女が撃たれてしまう。


566 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/09(火) 01:18:16
で、相棒の新郎は死亡。主人公を慕う女は植物状態。
彼女はドナーカードを持っていたので、もう助からないという医師の話を聞き、
父親は彼女の延命措置を断り心臓を患っている人に臓器を提供することになる。

せめて娘の体が誰かの中で生き続けるならと父親は満足したが、
心臓を移植された相手はなんと女性の殺し屋だった。
しかも、殺し屋は心臓移植されてから、会った事も無い主人公のことが好きになり始めたり、
様々な白昼夢を見るようになる。
このままでは人格を乗っ取られると思った殺し屋は、白昼夢に出てくる主人公と娘の父親を
殺そうと狙い始める。一方、娘の父親も娘の心臓に会いたいと、移植された相手を探す。
そして運悪く探し当ててしまい、そのまま撃ち殺されてしまう。

主人公は数少ない親しい友人を立て続けに失い、さすがに動揺するかに見えた。
しかし結局はこれまで通り。自分流のやりかたでケリをつける。
夫を失ったことで主人公にすがろうとする女刑事を拒絶し、女殺し屋の『心臓』をぶち抜き、
事件は解決してジ・エンド。

まるで機械のように、自分が死んで壊れるまで凶悪犯人を射殺しつづけることでしょう・・・
みたいな感じ。
最終回なのに、なんとも言えない寂しさと後味の悪さだけが残った。


567 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/09(火) 01:32:45
>>565-566
本当に後味悪…
こんな話久々

568 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/09(火) 01:36:07
ゴルゴみたいな感じかな?

573 名前:565 投稿日:2006/05/09(火) 03:08:08
ちょっと補足を。

主人公は確かにゴルゴみたいな仕事マシーンなんですが、時々ゴルゴには無い「甘さ」
あるいは「人間らしさ」みたいなものを見せる時があって、しかも今回の一件でひょっとしたら
今までの事件(淡々と冷酷に解決してきた)とは違った展開になるかな?なんて思った
わけですが、それでも結局何も変わらない、ということで一層むなしさが増すというか何と言うか。

いっそのことゴルゴみたいに機械に徹していれば、最終回の展開でも「ああ、やっぱりね」とか
思うだけで別に後味の悪さなんて感じないんですが。

ところで、移植された臓器から記憶が移るのを科学的に(?)解説してあるシーンなんですが、
なんか「エンジェルハート」そのまんまで笑ってしまった。
まあ、移植された結果は正反対になってしまったんですが・・・

調べてみたら「地雷震」のほうが「エンジェルハート」より先でしたね。
まあ、>>572氏も言われている通り、ありふれたネタのようですし、
北条司さんがパクったとは思いませんが。

 

新装版 地雷震(10) (アフタヌーンKC)
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