ギリシャ神話

59 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/16(火) 23:39:17
ギリシャ神話では我が子食いまくり

61 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/16(火) 23:46:40
ゼウスの父親のクロノスが、自分の子供がひょっとしたら自分より強くなって
自分の地位を脅かすかもしれんと考えて、子供を次々と飲み込んでいくんだっけ?
母親が子供を助けようとしてゼウスの替わりに石を飲ませて
成長したゼウスがクロノスを殺して腹の中からポセイドンやらの兄弟達を助け出して
めでたしめでたし。
無茶な一家だと思うが。

62 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/16(火) 23:52:43
>>61
正確に言えば、ゼウスはクロノスを殺したんじゃなくて、
イチモツを切り取ったんだよ。
しかも、そう仕向けたのはクロノスの妻でありゼウス達の母であるガイア。
まぁ、無茶な一家である事に変わりは無いがw
因みに、めでたく父を倒して大神になったゼウスが最初にした事は、
片っ端から姉達を口説きまくり、子作りに励んだ事。
(身内以外の女がいなかったんだっけか、その頃は)

流石にこんな事子どもに教える訳にはいかないから、
子ども向きのギリシャ神話だとそこらへんぼかしたり、
>>61の書き込みのように内容微妙に変えて載せたりしてる。
私も、幼少の頃はクロノス死んだと習ったなぁ…


67 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/17(水) 00:42:26
ゼウスに切られたクロノスのちんこは海に落ち、
海が泡だってそこから美と愛の女神アプロディテが生まれた・・・
愛はちんこから生まれると言う逸話だ。

ギリシャ神話はストーリーが変化したり分化したりしてて、
これが正解と言うものは無いけれど、クロノスのその後については
 ・ゼウスたち新しい神々との戦いに敗れて姿を消し、二度と現れることは無かった。
 ・ゼウスとの戦いの後に山に逃れた。火山の噴火や地震はクロノスたち巨神族の怒り。
 ・ゼウスは戦いに勝って予言どおりクロノスを殺した。
等の説があるそうだ。


68 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/17(水) 01:04:08
すげーな…
神がみの世界ははかりしれないというか、ついていけないぜ
いきあたりばったりにも見えるw
ジャンプ漫画家みたいに適当に考えてんのかな

69 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/17(水) 01:16:59
星座も神さま達が地上で余計な事して
状況がまずくなったからその対象を星座に変えて空に上げちゃって
はい、無かった事にしましょう!ってな話が多いよね。

73 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/17(水) 01:33:33
ついでにギリシャ神話から後味悪い我が子食いの話を。

プロクネとピロメラはアテナイ王家の娘で、美しい姉妹。
姉プロクネはトラキアの王テレウスのもとに嫁いだ。
しかし好色なテレウスは、婚礼の時に妹のピロメラにも目を付けていた。
結婚後しばらくたって、テレウスはピロメラをトラキアに招く。
懐かしいお姉さまに会えると、ピロメラは喜び勇んでやって来た。
しかしテレウスはピロメラを姉に会わせることなく、
強姦して海辺の小屋に監禁する。
自分の悪行を訴えられないように、ピロメラの舌を切り落とし、
小屋に通ってはピロメラを犯すテレウス。
プロクネには、お前の妹は海で船が沈んで死んだと伝えた。
だがピロメラは、何年もかけてテレウスの犯罪を織物の中に描きこみ、
策を弄してそれを姉のもとに送った。
一目で妹の身に何が起こったかを察したプロクネ。
さっそくピロメラを助け出し、姉妹はテレウスへの復讐を実行した。
テレウスの子供を殺し、頭を切り落とし、火にあぶってテレウスの食卓に出したのだ。
テレウスが食事をしている最中に、子供の頭を掲げたプロクネが現れ、
「あなたが今食べているのは、あなたの子供よ!」と言う。
怒り狂ったテレウスは斧を持って姉妹を追いかけた。
テレウスが二人を殺そうとした時、心優しい結婚の女神ヘスティアが、
これ以上悲劇を重ねることの無いようにと、三人を小鳥に変えた。
テレウスはヤツガシラ、プロクネはツバメ、ピロメラはナイチンゲールになった。

テレウスの子はプロクネの子でもあるんだけど、
泣いてすがる我が子を「復讐のためよ!しっかしりろ自分!!」と
自分を励ましつつ殺しちゃうんだな。
ギリシャ神話では親子の情より兄弟の情の方が優先することが多い気がする。


76 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/17(水) 05:38:50
アフロディテ(ヴィーナス)はクロノスのチンコじゃなく、
クロノスがちょん切ったウラノス(天の神/クロノスの父)のチンコが
海に落ちた時の泡から生まれたというのが一番古い正当の話。(byヘシオドス)

後味の悪い話に関連したところでは、
クロノスが父ウラノスをこらしめたのは、父が自分の兄弟たちを食べ始めたから。
そんな父を制裁しておきながら、
やがてクロノスは自分も自らの子供たちを食べ始める。
その難を逃れて父クロノスに復讐したのがゼウス。

暴力親父を退治して、自ら暴力親父になるのがスタンダードという悲劇。

 

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