ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その47 » 見殺し

990 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/30(火) 22:47:25
自分のやってしまった後味の悪い話。

私が乳児の頃から家ではセキセイインコを飼っていた。
私が小学生に上がるころ、まだ小さかった弟がイタズラして鳥を逃がしてしまった。

セキセイインコが居なかったことがなかったので、またセキセイを飼いたいと言ったら
母親がオカメインコの成鳥をもらってきてくれた。
だが、セキセイインコしか知らなかった当時の私にとって、初めて見るオカメインコは大きくて
色も地味で、変な模様のある怖い鳥にしか見えなかった。(今は非常に可愛いと思う)
びっくりして、こんなの嫌だぁ…と半泣きになったら「せっかく貰ってきたのに!」と母が切れてしまい、
渋々私が世話をすることになった。

今まで飼っていた鳥は、幼鳥の頃から飼っていて言葉も良く喋る愛嬌のある鳥だった。
だからこそ愛情があったのに、いきなり慣れてもいない、
しかも「怖い」と感じた成鳥の世話をしろと言われても、当時の私には苦痛でしかなかった。
餌やりは疎かになり、それを母に叱られ、更に鳥が嫌いになった。
母も、私への教育のつもりか「世話をしなさい」というだけで手は出さず、鳥は次第に衰弱して死んでしまった。
普通に育てれば5年10年生きる鳥が、1年持たなかったと思う。

当時は解放された、とホッとしたものの、生き物を見殺しにした後味の悪さは忘れられない。
鳥を譲ってくれた人は、可愛い鳥が母娘のエゴに殺されるなんて想像もしていなかっただろうな…と
愛鳥家のサイトを見かけるたび、ペットショップの店先でオカメインコを見るたび胸が痛む。


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