ぼくのなつやすみ

260 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/25(火) 23:51:34
一部では有名な話だけど「ぼくのなつやすみ」っていうゲームの「8月32日」が後味悪い。

仕事に追われ忙しい日々を過ごす大人となった主人公は、
母の出産のために田舎の叔父の家に預けられそこで過ごしたとある年の夏休みを回想している。

気のいい父に優しい母、思春期で悩みが多いが徐々に打ち解け仲良くなる姉、
ませてるけどなんだかんだでいい奴な弟、という平凡な4人家族の家で過ごす夏休みは、
近所の工房のおじさんや3人組の悪ガキ、カメラマンの女性など家族以外の人々との交流も交え、
スイカ食べたり浴衣着て花火したり友達になった子供たちと虫採りしたり虫相撲に興じたり
子供ながらのちょっとした冒険に出たり淡い初恋みたいなものを経験したりと、
穏やかでほのぼのとした思い出でいっぱいのものになる。
(主人公はゲームの中で、その思い出を絵日記をつけていくという流れ。
どれも普通にかわいらしいというか子供らしい絵日記になっている。)

そんなこんなで夏休み最終日の8月31日、父が主人公を迎えにやってくる。
泣きながらお別れをする主人公、主人公が乗った車を泣きながら追ってくる従兄弟、
遠くからでも見える木にのぼって主人公を見送ってくれる悪ガキ3人組。

…とまあそういうノスタルジックであったかいほのぼのストーリーのゲーム。
オカ板的な要素とかは基本的に皆無。で、問題の「8月32日」。

美しい自然の景色やのどかな田舎の風景は31日までと何も変わらず、聴こえてくる蝉の鳴き声も同じ。
ただ前日の8月31日までとは明らかに世界が違っている。
例えば姉は上半身が無く下半身だけになり、工房では下半身のないおじさんが天井から降ってくる。
会話などできる部分もあるけど話し掛けても無反応なことも多々。時には家族が誰もいなくなる。
更に日が進み8月33日、34日…と続くにつれ、主人公の体も欠けたり中身が見えたり。
主人公がつける絵日記も徐々に異様かつ不気味なものへと変貌していく。

身も蓋もないこと言うと要するにただのバグなんだけど、あたたかくて美しい夏休みの思い出が
本来存在しないはずの「32日」に入り込んでしまったことでどんどん崩れていく感じが後味悪いなーと思った。


262 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/26(水) 00:26:29
>>260
そのレス読んで「僕の夏休み」ちょっとやりたくなった。
バグの発生条件分かる?
32日以降の絵日記がどんなんなるか気になる。
絵日記の絵とかも身体が欠けてるのか?

263 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/26(水) 00:32:32
『ぼくのなつやすみ』の8月32日
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1151607384/

やり方

一度ゲームをクリアする

クリアデータの日記を開く

「もどる」にカーソルを合わせて上を押す

何もない所にカーソルが移動する

そこでボタンを押す

下半身だけの姉ちゃんや上半身しかないおじさんが登場する8月32日がプレイできる


264 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/26(水) 00:43:11
>>263
おぉ、ありがとう!
早速中古で「僕の夏休み」探して試して見る。