ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その52 » るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-/安慈の過去(和月伸宏)

327 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/11(金) 21:26:12
るろうに剣心の安慈和尚のエピソードが後味悪かった。
明治が舞台で、明治政府を滅ぼそうとする「十本刀」という集団が
主人公と敵対するんだが、安慈はそのうちの一人で目の下に黒メイクを施した坊さん。

安慈はかつて小さな村の和尚をやっており、
戊辰戦争で親を亡くした子供たちの世話をしていた。
心優しい安慈を子供たちは慕っているが、安慈は優しすぎて子供を叱るのが下手。
「和尚様は顔がやさしいんだから、もっと本気で怒らないとわかんないよ」
と一番年長の少女は言う。
ある日突然、廃仏毀釈により寺を解体すると村長から言い渡された。
それだけではなく村から出て行けという。
年長の少女の親は戊辰戦争の際に幕府側に味方していた。
その娘がいるために村は政府の恩恵を受け入れられないのだという。
一度は皆その通告に落ち込んだが「引越し先はどこにするかい?」との安慈の言葉に
子供たちは元気を取り戻し、口々に候補地を挙げていった。

滝に修行に行っていた安慈は轟音に気付く。それは寺が火をかけられ燃え盛る音だった。
子供たちは中にいるはずだと駆け寄ろうとしたところ、何者かに殴られ気を失った。
それは村長の指しがねだった。もたもたしている邪魔者たちを始末しようとしたのだった。
「幼くして辛い目にあってきたあの子たちにどうか幸を」と、安慈は昏睡しながら仏に祈る。
一命を取り留めた安慈が目覚めると、目の前には焼け焦げ崩れた寺の跡があった。
焦げた仏像のもとには、寄り添うような黒焦げの小さな死体が幾つも連なっていた。
救いを求めるように伸ばされたままの黒い腕には、年長の少女がつけていた腕輪がつけられていた。
安慈はその手を握り、手についた死体の炭を目の下に塗りつけた。
「和尚様は顔が優しいんだから」かつてそう言われた面影はなくなった。
手始めに村長たちを殺し、子供たちの位牌を抱えつつも破壊僧を名乗りながら、
やがて同じように明治政府に恨みを持つ者に出会い十本刀になった。

主人公たちの戦闘に敗北した後、安慈は政府への復讐計画は間違っていたと感じ、出頭した。
政府は、他の十本刀に行なった交渉と同様に、
有能な安慈に刑を与えない代わりに部下にならないかと持ちかけたが、
安慈はそれを断り、28年間にも及ぶ刑務所生活を送る道を選んだ。


329 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/11(金) 22:38:31
>>327
後味悪い話にするなら、最後の四行はいらなかったな。
どうせ、その後の事は原作嫁よ(愛蔵版も出た事だし)ってことになるしな。

330 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/11(金) 22:46:21
>>328-329
その後のエピソードとかはなく、刑務所入って終わり。
元はといえば子供たちを惨殺された被害者なのに
こんな結末になったのが後味悪かった

 

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