ホーム » 小説 » 小説/あ行 » 穴(ガイ・バート)

191 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/25(金) 14:11:28
映画にもなったから有名かもしれないが、小説「穴」(旧題「体験のあと」)

ある女子大生の回想の形で話は進んでいく。
主人公とボーイフレンド、そしてもう一組のカップルが、悪友にそそのかされて
林間学校だかをすっぽかし、その間の数日間、廃校舎地下の部屋に隠れて過すことにした。
部屋の階段は既になく、はしごをつけないと出入りできない部屋だ。
四人が入った後、提案者である悪友は理由をつけて、はしごを回収して去っていってしまう。
初めのうちはちょっとした冒険気分だった四人だが、その悪友は悪意ある噂を広め、
教師を自殺に追いやったような人物であった。もしかしたら林間学校が終っても
彼は戻ってこないのでは、と、暗い地下室の中で次第に不安が募っていく。

果たして数日後、彼らの不安は的中し、悪友は一向に戻ってこなかった。
いつになったら彼は戻ってくるのか、まさかこのまま戻ってこないで殺す気なのでは、
いや、隠しマイクかなにかで中の様子を聞いていて、焦る自分たちを笑っているんだ、
いや、悪意ではなく、事故か何かで来られないのでは・・・
残された水と食料は限られていて、四人は険悪な状態になっていく。

が、さらに数日して、あっさりと彼らは救出されたのであった。

え、なにこの話? 単なる青春の1ページ? などと思っていたら大間違い、
ラスト数ページでとんでもないオチが待っていた・・・。でもオチ書いたらまずいよね、やっぱ。
このオチが全てみたいな本だし。


196 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/25(金) 14:31:17
>・ネタバレ必須です。 既出上等。
あ、ごめん・・・じゃあオチいきます。

実は今までの話は真実と虚構が織り交ざっていたのだ。
四人が地下室に隠れていたのは本当だが、救出されたのは一月以上あとのこと。
その時には主人公以外は全員死亡、主人公も発狂していた。
この話は、その発狂した主人公が、あまりに過酷な体験を和らげるために創り上げた、
架空の体験記であった。あちこちに矛盾する表記が点在し、
彼らをそそのかした「悪友」も実はこの世には存在していなかった・・・

という精神科医の記述があってお終い。


199 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/25(金) 14:38:46
それ見た。主人公がブスでカップルの友達(主人公が好きだった)に相手にされないため、
わざと鍵をかくしてなくなったって嘘ついたんじゃなかった?
それからみんなパニックになって、殺しあいとか不衛生なため、主人公以外死んだはず

201 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/25(金) 15:02:18
>>199
それ多分映画版(見たことないけど)。小説版は本当にただ密室に閉じ込められた
若者たちの、ちょっとした諍い・愛・友情を描いた青春小説(オチ以外は)。
実際に地下室で何が起きたか、なぜ閉じ込められたかは不明なので、
映画版が真実を描いているという見方もできるが。

 

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