ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その55 » ドラえもん/ジャイアンよい子だねんねしな(藤子・F・不二雄)

569 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 21:14:12
ドラえもんの漫画で読んだ話。

いつもの如く、ジャイアンとスネオに苛められたと泣いてかえって来るのびた。
「またか」みたいな顔のドラえもん。
ひとしきり泣いた後、「いい事を思いついた」とのびたはドラえもんに提案する。
「いつも、ジャイアンとスネオにいじめられてるけど、たまには、僕もジャイアンとスネオに威張り散らしたい。
 だけど、現実的に考えてそれは無理だ。
だから、二人のクローンを作って、
 赤ん坊の頃から僕が面倒を見れば、二人は僕に頭が上がらず、僕の子分になるはずだ」

「あほか」みたいな事をいい、呆れて部屋を出て行くドラえもん。
しかし、のびたはスペアポケットを使って、クローン製造機(正式名は忘れた)を取り出す。
そして道具で異空間に部屋を作り、二人の髪の毛をもとにジャイアンとスネオのクローンを作る。
日単位でどんどん成長していくジャイアンとスネオのクローン
(最初からそういう設定だったのか、別の道具で成長させたのかは忘れた)
最初は二人のクローンものびたに懐くが、次第に基本的に駄目人間であるのびたを馬鹿にしだす。
そして、実年齢まで育ったとき、「部屋の外に出たい!」と暴れ始める。
ここにきて、事の重大性に気付き青ざめるのびた。慌てて家に帰り、初めてドラに説明する。
同時刻、クローン達は部屋においてあったクローン製造機を見つけ、そのボタンを押してしまう。
「どうしよう」と泣くのびたに「話し合って、無人の惑星にでも住んでもらうしかない」と困りきった顔で言うドラえもん。
部屋に入ると二人の姿はなく、元となった髪の毛だけが落ちていた。
ドラ「クローンがリセットボタンを押したんだ!」
「よかった、よかった」と喜ぶ二人で終わり。

いや、「よかった」じゃねえだろ。
子供心に無邪気にクローンを作るのびたより、
「話し合って、無人の惑星にでも住んでもらうしかない」と言い切ったドラのほうが怖かった。


569 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 21:40:07
>>569
怖杉だよ‥((゚Д゚ll))
ドラえもん奥深し‥‥

572 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 22:08:11
ドラえもんは重い話も、割とさらっと出てくる
作者の力量のなせる業だな

573 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 22:15:49
>>569
なつかしいなそれ。
小学生だった当時は何気なく読んでたけどそうとうヤバイ話だ。

574 名前:569 投稿日:2006/09/26(火) 22:21:05
思い出したシーンを補足。

部屋の外に出たいと暴れるクローンと、駄目だと必死に止めるのびたのシーンで、
ジャイアンクローン「外には、山や海が広がってるんだろ!?」
スネオクローン「新幹線とか車が走ってて、飛行機が空を飛んでるんだろ?テレビで見たよ!!」
(※のびたが学校等でいない間も寂しくないように、無機質な部屋の中にテレビだけが置いてある)
という二人の台詞にうわぁと鬱になった。(皆、いつも見慣れてるドラえもんのキャラクターなだけに余計に)
今になって考えると、安易に生命を作っちゃいけないと
F先生は子供にも分かりやすいように言いたかったんだろうか。

 

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