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337 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/05(木) 01:27:52
確か「ショートショートの広場」か何かで読んだ話。

大学に三浪だか四浪だかしている主人公。
今年がラストチャンスのつもりで受験にのぞむが、結果は不合格。
絶望した主人公は自殺を決意し、首を吊るためのロープを購入する。
最後の夜にしようと家に帰ると、両親と友人が待っていた。
「がんばれよ」「次があるじゃないか」
不甲斐ない自分に優しく声をかけてくれる彼らの言葉に、主人公は心を打たれる。
もう一年、頑張ってみよう。
そう決めて、久しぶりにすっきりとした気持ちで床に就いた。

その夜、皆が寝静まった後、
主人公の母は息子の部屋へ続く階段を上っていた。手に麻縄を持って。
母親の決意は固かった。他人の言葉などではもう揺るぎようがない程に。

ちょっとうろ覚えなので、細かいところは間違ってるかも。

 

ショートショートの広場(6)(講談社文庫)
ショートショートの広場(6)(講談社文庫)


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