ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その57 » ドラッグオンドラグーン

742 名前:1/2 投稿日:2006/10/27(金) 21:00:46
ドラッグオンドラグーンの続編が個人的に後味悪かった
(といっても小説版なのでゲームと違いがあるかも)

簡単な説明
カイム・・・前作の主人公。今作では隻眼の男と呼ばれている。
      ドラゴンと心臓を交換し合い、契約した。契約の代償に声を失う。
      元は一国の王子だったが、帝国軍に両親を殺され、国を滅ぼされ復讐の鬼になった。
アンヘル・・・カイムと契約したドラゴン。人間を見下していたがカイムと契約したことにより
       だんだんとカイムに惹かれていった。雌。
ヴェルドレ・・・神官長。女神の封印を司る。
マナ・・・帝国軍の通称「天使の教会」の司教だった少女。
     
この世界は「女神」に選ばれた者が苦痛を背負い、封印になることで均衡を保っている。
前作でその女神が死んでしまい、世界に終わりが訪れようとしていた。
そんな時に「自分を女神の代わりに使え」とアンヘルが名乗り出る。
人間のためではなく、ただカイムのためにとその身を捧げる。
封印の儀式が与える苦痛に悶え苦しむアンヘル。
その姿を見て復讐鬼と化していたカイムが初めて涙を流し、感動的エンドを迎える。
(女神の代わりになった後、アンヘルは消えてしまう)


744 名前:2/2 投稿日:2006/10/27(金) 21:04:14
その後カイムは戦争を起こした張本人であるマナを連れ、贖罪のための旅に出る。
アンヘルと離れ離れになっても、時折思念で会話をすることで、お互い安らぎを得ていた。
しかし、ある日カイムはアンヘルの叫びに、彼女の身に何かが起こったことを知り驚愕する。
(その隙をつかれて、マナに片目を潰され逃亡をはかられてしまう。)

この時、ヴェルドレは
「人間を見下しているドラゴンは信用できない、いつ女神の任をやめてしまうか分からない」と考え、
アンヘルに5つの鍵をかけて、彼女の5感を封じることで
女神による封印を永遠のものにしようとしたのだった。
カイムは共に戦った仲間だったヴェルドレの裏切りに激昂して彼を殺し
独りで世界を敵に回し、ただアンヘルのために戦う決意を、5つの鍵を壊す決意をする。

しかし、5つの鍵から解放されたアンヘルは女神の封印がもたらす苦痛に加えて
5感を封じられるという苦痛、自分を裏切った人間への強い怒りと憎しみにより発狂していた。
世界を火の海にせんと暴走するアンヘルには、必死に呼び掛けるカイムの声さえ届かなかった。
それでもカイムの存在は忘れられず、人間への呪詛を吐き出す傍ら、アンヘルはカイムの名を幾度も呼ぶ。
苦しむアンヘルの姿を見ていられなくなったカイムは主人公に
「アンヘルを倒してくれ、自分とアンヘルのために」と頼む。
追撃され、力なく落ちて行くアンヘル。
落ちた先はカイムとアンヘルが契約を交わした場所、そしてそこにカイムはいた。
正気を取り戻したアンヘルの鼻先を、カイムはかつてそうしたように優しく撫でる。
安心したように静かに目を閉じて、ゆっくりと倒れたアンヘルの体が炎で燃え上がる。
「もう、良いのか、カイム?」と問いかけるアンヘルに「ああ、共にいこう」と答えるカイム。
炎はアンヘルとカイムを包み込み、二人の灰は風に流され消えていった。

とりあえず、ヴェルドレ酷いよヴェルドレ


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