異常心理

788 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 22:28:14
「異常心理」という映画。

優しい妻と5歳の息子を持つ建築家のAは幸せな生活を送っていた。
そこに、心の病を持ちながらAに異常なほど執着している前妻が出現。

前妻はまず偽名を使ってA妻と息子に近づいて親しくなる。
それバレてAに怒鳴られるが、レイプされた、殴られたとA妻に嘘をつく。
前妻は心の病気だが、Aを手に入れるためならば手段を選ばず、
なおかつ巧妙に嘘を重ね、先手を打ち、決して自分に不利な証拠を残さない。
万が一思い通りにならなくても、心の病気という免罪符を出せば
自分は罪にならないことをちゃんと知っていた。

前妻の罠に惑わされず、夫を信じたA妻は、
前妻にいやがらせをされていると弁護士に相談。
弁護士は前妻と話をつけるはずだったが、嘘の証拠で丸め込まれて
「負けが見えてるから降りる」とA夫婦を見放してしまう。
その後も前妻はA夫妻の自宅が見える部屋に住み始めたり、
夫婦の仲を裂こうと罠にはめたりした。しまいには行きずりの男に
わざと自分を殴らせて「Aに殴られた」と警察に駆け込んだ。


789 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 22:28:57
Aは傷害で逮捕。しかも逮捕歴があったことで無実は証明されなかった。
実はその逮捕歴と言うのも、前妻に仕掛けられた罠だった。
結婚当時、お互いの好みで乱暴なセックスばかりしており
最後は妻の首を絞めて果てていたのだが、それをなぜか妻が
「殺されそうになった」と警察に訴えたのだ。
Aはそのまま罪をきせられ前妻と離婚。
その後頑張って売れっ子建築家になったが今回の逮捕ですべて水の泡になった。

Aが事情聴取されている間、息子と2人で不安だったA妻は別荘へ逃げた。
その頃、前妻はA妻から盗んでいた鍵でA宅へ侵入し、A妻の居場所を知って追う。
Aが保釈金を払って家に帰るとA妻からの置手紙。急いで別荘へ向かう。

Aが別荘に入るとA妻は動けないように縛られていた。息子は無事。
そこに前妻が登場しAと揉み合う。「私を殺しなさいよ」と迫る前妻。
Aが迷っている間に息子が前妻の目を盗んで暖炉に近づき、前妻に火をつけた。
それが原因で別荘は火事になり、前妻は死んだ。
A一家は全員無事に別荘から脱出して終わり。

色々と伏線はってあるのを省略したので、わかりにくかったらごめん。
悪者は死んだんだけど、5歳で殺人犯した息子の今後も心配だし、
弁護士に「負けが見えてる」って言われてた上に、
傷害で逮捕されて接近禁止令出されてる男が、相手の女性の死に関与してたら
ちょっとやそっとのことじゃ無実を証明できないだろうに…
と後の事考えるとすっきりしなかったよ。


790 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 23:14:40
>>788
確かに、ハリウッドサスペンスって
最後は相手殺してスキーリで終わるパターンが多いね。
でも、ラストに到るまでは話を盛り上げるために
主人公が追いつめられているから
現実のその後を考えると後味悪いよな。

 

異常心理 [VHS]
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危険な再会 (ミステリアス・プレス文庫(原作)
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