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734 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/08(木) 00:49:24
法事の帰りのこと。
電車で隣り合わせた男に箱詰めされた少女を見せられる。
四肢はなく生体であるかすら疑わしいそれは、尚も「ほう」と笑ってみせた。
以来彼は、自分も箱詰めの少女が欲しいと思うようになった。

バラバラ殺人の犯人の犯行動機。
自分の稀な体験のせいで、人は四肢を切断しても死なないものだと思い込んでいる。
何人もの少女を殺していながら、本人には殺人を犯したという意識は全くなく、
あくまで作業の途中で死んでしまったとしか思っていない。
最後は作れないならば、自分がそうなる事を望み(結果的には騙されて)箱詰めされて死ぬ。

京極夏彦の魍魎の箱。
京極シリーズって後味の悪さの宝庫だよね

 

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
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(講談社文庫)


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