集積回路のヒマワリ(三原 ミツカズ)
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300 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/18(日) 07:55:54
- 電気回路のヒマワリだっけ?なんたらのヒマワリってタイトルの漫画
とある老人は最近若い女性と結婚した。
財産目当てというのはわかりきっていたはずなのだが、
やはり妻が愛人を連れこみまくる姿は見るに耐えなかった。
妻はどんどん傲慢になってゆき、老人は虐待めいた事もされる。そんな老人の楽しみは、最近買ったメイドロボットとの会話。
精巧だがやはり人間とは違っており、少々とぼけているロボットに安らぎを感じるのだった。
「お前はヒマワリのようだ いつも前向きで悲しみを知らない」
老人はロボットとお茶を飲む。
ロボットは食物を取らないのでお茶をだらだらこぼしまくっているが、
その姿すら老人にはほほえましく見えた。
「また来週一緒にお茶を飲もう」
老人の言葉にロボットは「それは命令ですか?」と聞くが、
老人は「いいや約束だよ」と答えた。妻の愛人はロボットにフェラをさせる。
「アヒャヒャヒャ鉄の玉が転がってるみてえ」と興奮する男。
卑しく笑う妻。その頃、老人は妻と別れる決意をしていた。別れを切り出された妻は激怒する。
「もう自分をごまかしてはいられない 私は前を向きたい」
そう言う老人を妻は撲殺し、ロボットに解体して埋めるように命じた。ある晴れた日にロボットは庭に出て、老人の埋まっている上で
ヒマワリを眺めながらお茶をだらだらこぼしまくる。
「お前はヒマワリのようだ 前向きで、そして悲しみを知らない」
そう言った老人との約束を果たすために。
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301 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/18(日) 08:54:58
- >>300
集積回路のヒマワリかと。
三原ミツカズの漫画は結構ダークというかやるせない読後感が残る。
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302 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/18(日) 09:21:45
- 非常に読みたくなった
しかし老人が行方不明では遺産が手に入るまいて
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303 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/18(日) 10:25:23
- 行方不明でも7年くらいで、死亡扱いになるんじゃね?
しかも、その間も使いまくりだろうし。