神風怪盗ジャンヌ/第14話「優しさに浮かぶケシの実を食べた?」(種村有菜)

165 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/02(金) 21:14:04
うろ覚えだけど、神風怪盗ジャンヌにあった話。
主人公は、普段は女子高生だけど、
絵画に棲みついて人間にとりつく悪魔を封印する
正義の味方でもあるという設定。
もう一人同じ事をしているライバルがいて、
普段は主人公といい感じの仲の男子高校生でもある。

ある時、難病の少年に悪魔がとりついてしまった。
その少年の母親は入院している少年のお見舞いにも現れない。
少年は「もしかして母親に嫌われているのか」と悩み、
母親に会うために何度も病院を抜け出そうとしている。

見かねた主人公は、母親に会わせるために
少年を病院から連れ出してしまう。
少年の家に着くが、少年は母親と会おうとすると萎縮して陰に隠れてしまう。
主人公は、少年の母親に、なぜ見舞いにこないのかと聞く。
すると、母親から「息子(少年)のために今は治療費を稼がないといけない。
私は息子に会いたいんじゃなくて、治ってほしいの。」という返事。
それを影で聞いていた少年は、一人ほっとする。


166 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/02(金) 21:14:55
少年のために早く悪魔を封印しようとはりきる主人公。
しかし、そこに悪魔の仲間が現れる。
彼は、「少年はすでに死んでいてもおかしくない状態で、
悪魔にとりつかれているから生き長らえている。
それでも封印できるのか?」と言い残して去る。

主人公は少年を何とか助けたいと思うが、
そこに同じように悪魔を封印しているライバルが現れる。
止めようとする主人公をよそに、
ライバルは悪魔を封印してしまった。

少年の死を見届けたあと、
母親に少年が死んだことを電話で告げ、
主人公は雨の中病院から一人去っていった。

少年の母親、一度ぐらい見舞いにいっておけばよかったとか思うのかな。
読んでてもやもやした記憶がある。


168 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/02(金) 22:25:01
>>166-167
>すると、母親から「息子(少年)のために今は治療費を稼がないといけない。
>私は息子に会いたいんじゃなくて、治ってほしいの。」という返事。

アニメではどうだったか分からんけど原作では「会わないことで願掛けしてるの」。
どうやら作者は本気で良い母親として描いているようだったが、作品スレでは
「自己満のわけわかんねー信念で入院してる子供五年もほっぽってるとんでもねー母親」とかなり叩かれていた。

 

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