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665 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/12(月) 22:12:28
英語のテキストより 「歩く魚」

昔コロラドの西のはずれにオスカーという名の魚のペットを
飼っているインディアンがいた。彼は魚をテントの後ろのタライで飼っていた。
このインディアンはかなり怠惰で、タライの水を毎日新しいものに換えるのにもうんざりしていた。
そこでオスカーに水無しで生きる事を仕込む方が簡単だと思い、
どうすればそうできるだろうと考えた。

彼はまず毎日魚を水の外に何分か出した。少しずつその時間を長くしていくと、
ようやくオスカーはタライのそばの濡れた芝生の上に横たえれば
一晩中でも水の外で過ごせるようになった。
そしてとうとう、オスカーは水無しでもいつまでも平気で、またどこへでも行ける様になった。

彼はインディアンが大好きで、彼の後を犬のようについて歩いた。
インディアンが外出するときはいつもオスカーが尾でひょいひょい飛びながらついて回った。
今まで見た中で一番変な魚だと思ってる者もいたが、
インディアンは彼をそれまでの誰よりも信頼できる友として見ていた。

ある日インディアンが町へ行き、オスカーもいつもどおりついていった。
ところが突然、インディアンはオスカーが居ないのに気づいた。
彼は歩いてきた道を戻りながらあちこちを探した。十字路で迷ったのだろうと考えた。
そして先ほど渡った、小川の上に橋がかかっている場所を見た。
彼は橋の上に足を踏み出した。穴が開いていた。彼はそこから目を凝らした。

案の定、悲劇が起きていた。オスカーは穴から落ちたのだ。
彼は川の橋の下の所に腹を上にして浮かんでいた。
かわいそうなオスカー!水の外で長く生き過ぎたのだ!


666 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/12(月) 22:20:11
どちらかといえばゆかいなアメリカのホラ話って感じだな。

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