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372 名前:1/2 投稿日:2007/03/25(日) 23:33:13
「わらの女」カトリーヌ・アルレー
(昨年の昼ドラ「美しい罠」の原案小説)

車椅子の老人チャールズは巨額の富を持つ大実業家。
一方、彼の秘書アンソニーはチャールズの甥であり、義理の息子でもあった。
当然アンソニーはチャールズの唯一の財産継承者のはずだった。
しかし、チャールズは、アンソニーに2万ポンド残しただけで、
財産はすべて慈善事業に寄附すると遺言状に書いていた。
そんなとき付き添いの看護婦マリアがやってきた。
気位の高い女マリアを始めは、けむたく思っていたチャールズだが、
その率直さと美貌は次第にチャールズにとって、かけがえのないものになっていた。
アンソニーは、そんなマリアの気位の高さと野心を利用して、言葉巧みにマリアを口説いた。
チャールズにとりいり結婚して、遺言状を書き直させようというのだ。
むろん、その後には、アンソニーとマリアの甘い生活が待っている。
計画は着々と進み、2人は結婚した。遺言状もマリア名義に書き直された。
チャールズとマリアはアンソニーをともなって、
遺言状の登記をするために船でロンドンに向かった。
が、途中でチャールズは死んだ。
アンソニーの提案で、登記を完了するためチャールズの死を隠してロンドンに着いた。
アンソニーは登記のためその場でマリアと別れた。
マリアは死んだチャールズと共に邸でアンソニーを待った。
が、チャールズの様子に不審を感じた召使いの密告で、
刑事が邸に潜入しチャールズの死体は暴かれた。
その場にいたマリアは殺人の容疑で逮捕された。
帰ってきたアンソニーの証言も、マリアに不利になる一方であった。


373 名前:2/2 投稿日:2007/03/25(日) 23:37:56
この事件、実は、アンソニーによって巧みに仕組まれた完全犯罪だったのだ。
殺人の容疑で逮捕されたマリア。
面会に来たアンソニーから計画の全貌を聞かされ、自分は最初から捨て駒だったことを教えられる。
「誰に話しても信じないよ」と言うアンソニー。
マリアの必死の訴えは全て退けられ、絶望した彼女は監獄の中で首を吊って自殺する。

ラスト、元主人の遺産を継いで自由な大金持ちになったアンソニー。
今後の人生で女には気をつけようと思いながら、幸せいっぱいな気持ちになって終わり。

出てくる奴らが全員悪人なので、鬱になるらしい。


378 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/26(月) 00:12:33
>>373
アンソニー以外は悪人に見えない。
自分の財産どうしようが爺さんの自由だし若い娘にうつつを抜かしても罪じゃない。
金目当てでも結婚して爺さんが死ぬまで待ってるつもりならマリアも悪人ってほどじゃないし。

 

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