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447:本当にあった怖い名無し:2014/02/08(土) 16:15:54.57以前粗筋を知ってウヘァとなった外国の小説。

芸術家カップルがお互いに必要不可欠な存在になる為に、
片方はわざと失明しもう片方もわざと鼓膜を破る。
盲の方は聾の方に唇の動きでまわりの人の会話を伝え、
聾の方は盲の方にさりげなく声をかけてまわりの様子を伝える。

まわりの連中 ...

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237:本当にあった怖い名無し:2014/02/02(日) 21:35:38.52ロシアの作家、チェーホフの短編『ワーニカ』

モスクワの靴屋で丁稚奉公をしている9歳の少年、ワーニカが主人公。
彼は両親のいない孤児で、頼れる親戚は田舎に住むおじいちゃんだけである。

靴屋での扱いは酷いもので、親方にはしじゅう怒鳴られ、
ろくな食事も与えられず、硬いパンや残飯を少 ...

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828:本当にあった怖い名無し:2013/10/10(木) 22:46:34.72星新一選「ショートショートの広場」の初期のもの

「わたしは誰でしょう」
私は職場の休憩時間にちょっとふざけてみた。
同僚は戸惑ったように顔を見合わせてから、
何言ってんのよ仕事に戻るわよ、と席に戻った。

「わたしは誰でしょう」
意地になって言い続けていたら上司が ...

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832:1/2:2013/09/13(金) 22:33:06.79中井英夫「笑う椅子」

外国のファッション誌に夢中になっていた明子は、一人息子の声が聞こえない事に気づいた。
また姑の部屋だ、と舌打ちしたい気持ちで離れに行くが、息子はいない。
姑は電気もつけずに月光の庭を見ている。
「お義母さま、忠博はこちらに参っておりませんの?」
「さあね、おおかた庭で ...

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850:わたしを離さないで1:2013/07/04(木) 23:47:52.54カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」。

近未来。イギリスの全寮制学校。
ここの生徒は全員、臓器移植のため、
それだけにつくられたクローン人間だった(合法化されている)。
しっかり健やかに育てられるこどもたち。もちろん、良質な臓器の器として、だが。
彼ら彼女らも、それを知って ...

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365:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 03:59:55.73ディストピア文学の初期の一作「われら」が最高に救いがない

世界大戦で人類社会が崩壊して、荒廃した外界から遮断された都市が舞台
独裁者と監視者によって支配されたこの国では
起床から就寝までほぼ全ての行動が当局によって管理されている
それに反した行動をとる者は犯罪者であり、
性 ...

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309:本当にあった怖い名無し:2013/03/08(金) 09:26:03.63星新一で思い出した。昔読んだ「笑い顔の神」

ある村の男が畑仕事をしていると、笑い顔をした神様の木像を見つける
男は自身を神だと名乗るそれを家に持ち帰り、
「金持ちにしてくれ」と願い事をした

すると、全ての事が好転し始める
その年の収穫時期、台風がやってきて村の畑をボロボ ...

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813 名前:1/4 :2012/08/08(水) 14:21:45.05カトリーヌ・アルレー「わらの女」

ヒルデガルデはハンブルクに暮らす34歳の独身女性。
翻訳仕事でなんとか食っている。
それなりに美しく、まだ若々しさを保っている彼女には恋人も友達も身内もいない。
友人と身内は空襲で全滅した。恋人と言えるかどうか、そういう経験を持ったのは戦時中の一夜だけであ ...

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879 名前:本当にあった怖い名無し :2012/01/12(木) 00:26:10.67うろ覚えで書く。
レベッカ・ブラウンの短編『お馬鹿さんなふたり/私たちがやったこと』

安全のために、私たちはあなたの目をつぶして私の耳の中を焼くことに合意した。
こうすれば私たちはいつも一緒にいるはずだ。

私は画家・あなたはピアニスト
お互いに絶対に必要な相手と ...

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309 名前:1/3 :2011/07/19(火) 20:24:30.29西村京太郎の短編「我ら地獄を見たり」
うろ覚えな部分が多いので間違ってたらすまん

主人公はある大きなマンションで妻と暮らしている青年
そのマンション群は山を切り開いて建てられたもので、周囲は豊かな自然に囲まれた静かで住み心地が非常にいい
マンションには同じサラリーマン(以下B)、子供が誕生 ...