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980 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/03(火) 01:02:00
貫井徳郎の短編。
主人公は結婚相談所勤務。
その相談所では紹介が上手くいかない男性会員に、
女性社員が3回に渡ってデート指南をするコースをもうけていた。
3回は違う社員が教官となる決まりだったが、たまたま主人公は3回(か2回)同じ会員の指南をすることに。
すると男性会員はだんだん彼女に特別な感情を持つようになり、彼女にプレゼントを持ってきたりする。
彼女が教官として褒めたことを、女性として男性の自分を認めてくれてると誤解したのだ。
同僚女性に相談するものの、いまいち危機感の足りない主人公。
しかし男性は主人公の家の近くまで現れて、返されたプレゼントを受け取ってほしいと言う様に。
同僚女性のアドバイスを思い出し、はっきり断り振り切るものの、やはり不安だ。
そして男性は再び彼女の前に姿を現す。ついに女性は警察に通報。
同僚女性が主人公を迎えに来てくれる。
さらにそのとき、最近女性の家の近所で連続して女性が襲われる事件が多発してることから、
彼がその犯人なのでは、と警察に言ってみたそうなのだ。
「やりすぎでは」と思いつつも「でも自業自得かも」と思いなおす主人公。
同僚女性と別れて家路につく。ふと、夜道で不安を感じる主人公。誰かが後をつけてきているようだ。
徐々に歩調を速めるが依然誰かが後ろにいる。迫り来る恐怖に駆け出す主人公。
しかし誰かはもうすぐ後ろまで迫っているのだった。

 

崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)
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