世にも奇妙な物語/「おばあちゃん」

276 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/23(月) 02:08:43
世にも奇妙な物語の
「おばあちゃん」なんかは凄く後味悪いよ

282 名前:1/2 投稿日:2007/04/23(月) 03:17:37
>>276の補足な。

田舎へ寝たきりで死にかけのおばあちゃんのお見舞いに行く女の子。
初めてみるおばあちゃんはチューブだらけで話すことができないが
テレパシーで女の子の体を借りたいと言ってきた。
おばあちゃんは次の日の夜に死んでしまうから、
それまでに女の子の体を返すといい両親に連れられ帰っていく。
病院で女の子はおばあちゃんになって待つことになった。


285 名前:2/2 投稿日:2007/04/23(月) 03:27:05
子供になったおばあちゃんは
嬉しくて小さい時に歌った童歌を歌う。
こっそり家を出て生き別れになった会いたい人に会い、
死にかけの女の子の元へ向かう。
田舎の山道を傷だらけになって登り
死ぬ直前のところでたどり着いた。
「ごめんね、辛かったね、もう辛くないからね……」

女の子はその後延命治療が
必要な母親を手厚く介護した。
とうとう死んだ母親の葬儀で女の子はあの童歌を歌う。
孫には悪いことをしたが、
自分をチューブで縛り付けた女を同じ方法で死なせたと、
おばあちゃんはそっと笑うのだった。

 

世にも奇妙な物語 小説の特別編 悲鳴 (角川ホラー文庫)
世にも奇妙な物語
小説の特別編 悲鳴