ホーム » 小説 » 小説/や行 » 痩せゆく男(スティーブン・キング)

409 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/15(火) 21:59:28
じゃあキングの「痩せゆく男」

主人公の弁護士は、ある日運転中に助手席の妻がふざけてフェラチオを始め、
そのせいで車の陰から出てきたジプシーの老婆を轢き殺してしまう。
友人の警察署長と判事に頼み無罪にしてもらうが、無罪判決を受けて裁判所から出たところで
死んだ老婆の夫だった老人が主人公に近付いて来て「痩せてゆく」と囁いた。

ピザ気味だった主人公はその日から食べても食べても体重が減り続け、始めは喜んでいたものの、
やがて痩せ過ぎで不整脈を起こすようになり、命の危険に晒される。
主人公を無罪にした警察署長は全身が腐って死に、判事は全身をワニのような鱗に覆われて自殺。
それがジプシーの呪いだと知った主人公は老人に許しを乞うが許しては貰えず、
そこで最後の手段として、以前裁判で助けたマフィアに頼み、
ジプシーたちに「暴力」という名の白人の呪いをかける。

そのマフィアは大勢のジプシーの若者を殺して自分も返り討ちにされてしまったが、激しい暴力の応酬に
うんざりした老人は主人公の呪いを解くことにする。
呪いを解く方法は、チェリーパイに主人公の呪いを封じ込め、それを誰かに食べさせればその人物に
呪いが移るというもので、主人公は、事故の原因をつくり、
自分が呪いという非日常のものに苦しめられているとも知らずに
日常生活を送っていた妻にそのパイを食べさせることに。
翌日起きると、妻はパイを食べていたが、愛する娘も一緒にパイを食べてしまい、
絶望した主人公は残ったパイを口にする。

自業自得なんでスッキリといえばスッキリだが、死人の山を築いた挙句にこのオチはヒデェ。


410 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/15(火) 22:09:46
老人は老婆の父親じゃなかったっけか?
それにしてもキングの中でもトップクラスの後味の悪さだよね。
あれはキングが別名「リチャード・バックマン」って名前で書いたんだけど
「リチャードバックマン 実はスティーブンキング」って書いてあるところが笑ったw

440 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/16(水) 18:28:37
痩せゆく男は何か違う爽快感があるよね
パズルのピースがカッチリはまった時みたいな

 

痩せゆく男 (文春文庫)
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