ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その70 » 狐女(山岸涼子)

664 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 22:51:56
山岸涼子の短編

小学生の少年はずっとじいさんばあさんと暮らしていたが、
二人の死後に実は自分は地方の金持ちの息子だと知る。
父親は愛人いまくりの好色男で既に年なので死んでいたが、その家に引き取られる。
自分の母親は誰なのか、何故赤の他人に預けられていたのか。
親子ほども年の違う兄弟や、年上の甥や姪、
そして離れに住んでいる男遊びの激しい謎の女などと接しながら、少年は探っていく。

そんな時、父の正妻というポジションにいる女に出生を暴露される。
離れに住んでいる女は少年にとって姉にあたり、同時に母でもあるという。
父親は好色なあまり実の娘にすら手を出し、その結果少年は生まれ、
出生から忌まれて他人の家に預けられたのだった。
「親子でつるんだ生まれた子供だ 犬畜生にも劣るよ」
と正妻は言いながら少年に向かって札束を投げかける。
少年の母は軟禁したままもう家の外に出したりはしないが、
お前はここを出ていってもう二度と来るんじゃないと叫ぶ正妻
少年は札束を握り締めながら一人で電車に乗ってどこかへ向かった


666 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 22:55:15
>664
実の母が住んでいたのは離れだっけ?なんか狐の社だった記憶がある。
「狐憑き」って呼ばれていたような。

667 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 22:57:31
んであと>664の主人公の少年はませた嫌なガキで
正妻の娘さんをお蔵(自分の「両親」にあたる近親相姦セックルが行われた場所)に連れ込んで
服脱がせたかなんかしてるところを正妻に見つかって
「出生を暴露」になったんだったような。

668 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 23:01:26
>>664
その少年がいい子ならともかく、えげつないほど意地悪で陰険な性格だということもミソ。
つうかものすごい厨二病。
自分は誰よりも賢くて大人だと思っているような。
まあひどい環境で育ったせいもあるが。
いきなり金持ちに引き取られたことで、厨の「実は自分はすごい奴」願望が
刺激されたこともあって、ほんっとやな奴なんだよ。
従姉の女の子の膣に無理やりモップ突っ込んでるとこ、正妻に見つかって
札束ぶつけられて追い出されるわけだし。
その金もって電車乗るんだけど、途中優しくしてくれた人をも馬鹿にする。
可哀想というよりひたすらに怪物みたいで怖い。

669 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 23:03:48
で最後の電車に乗ってるシーンで「僕の心で熱く燃えているこれはキツネ火」とかブツブツ言うんだよな

670 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 23:16:59
なんという少年犯罪者有力候補

673 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 23:41:12
>>664
狐女(きつねじょ)だね。
文庫本の天人唐草に収録されていて
どの話も結構後味が悪いのでお勧め。

 

天人唐草―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
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パイド・パイパー (MF文庫)
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