ホーム » 小説 » 小説/あ行 » あの人をころして(阿刀田高)

522 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/21(木) 11:13:43
阿刀田高「あのひとをころして」?

ある日、主人公に1通の封書が届く。
なかには、千円札1枚と”あのひとをころしてください”
とつたない字で書かれた文章が入っていた。
差出人は当然のように無い。
手紙の主と”あのひと”がだれかを模索するも、もともと
こんな金額では無理、と考える主人公。
千円札を胸ポケットにしまう。
翌週、ふたたび封書が届く、中身は前回と同様、千円札と文章。
そんなことが続き、お金はドンドン増えていく。
ある日、飲みに行き持ち合わせが無かった主人公は、そのお金を
使ってしまう。
誰かに、使ったからには”あのひと”を殺せといわれるのでは?
と怯える主人公。しかし何も無い。
思いあぐね、主人公は電話帳から適当な人物を選び、自分に来た
封書を転送することにする。
その後は、来た封書をその人物に転送する日々。
月日は流れ、ある日、新聞の片隅に殺人事件の記事が載る。
犯人はあいつを殺したぞ!といっているらしい。
その日から、主人公のもとに封書は届いていない。

 

夢判断 (新潮文庫)
夢判断 (新潮文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...