真実の行方

741 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/23(土) 13:50:50
真実の行方(映画)

主人公は凄腕・強欲で知られるヤメ検弁護士。
あらゆる手を使い、被疑者を護るその手腕は嫌われていた。
ある日キリスト教の司教が惨殺される事件がある。
そして、犯人としてひとりの少年捕まる。
功名心で少年の弁護をうける主人公。
少年はおとなしく、とても人を殺すように見えない。
状況証拠が固まり、少年は追い詰められていく。
少年に接していくうちに、自分を見つめなおす主人公。
そして功名心からでなく少年を救いたいと思うようになる。
そんな時、少年が司教によって性的虐待を受けていたことを
知る主人公。そして少年にBという、もう一人の人格がある
ことを知る。Bは凶暴で、司教を殺したのもBだった。
そして本来の少年(A)は、Bの時の記憶がない。
-法廷で検事を襲わせる-そんな裏技で少年の無実を
勝ち取る主人公。
あどけない顔の少年(A)に対し、無実になったことを
伝える主人公。感謝の言葉を伝える少年、そしてこう言う
「検事さんにも謝っててください」と、
了承して立ち去ろうとする主人公。数歩歩いて愕然とする。
検事を襲ったのはBの筈、なぜAが知っているのだ?
そのこと問い詰める主人公、観念して白状するA。
主人公は少年に問う「もともと、Bなんていなかったんだな?」
少年は答える「もともといないのはAだよ」
茫然自失の主人公の背に、高笑いする少年の声がこだまする。


742 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/23(土) 14:01:37
続編で正体暴かれて蜂の巣にされてるから後味すっきり

 

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真実の行方 (福武文庫)(原作)
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