砂と霧の家

929 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/23(水) 14:30:04
映画「砂と霧の家」

アメリカが舞台。
離婚したショックで何も手に付かなかった女が、数万の税金延滞のため、
親からもらった海辺の持ち家を行政競売にかけられてしまう。
これはすぐ行政のミスだとわかるのだが、既に家を買った人間が手放したがらない。

家を買った人間は、アラブ地方から亡命してきた元軍人一家。
アメリカに来てアラブ時代とは一転しコンビニ店員の仕事しか無く、どうか這い上がろうと、
行政競売で安く出ていたその家を転売して金を作ろうと思っていたのだ。

競売での値以上は払いたくない女と、家を手放すなら市場価格を求めてくる元軍人。
そのうち元軍人一家は住む家も無いのでとりあえずその家に住み始め、
女は何度か家に押し掛けて元軍人の妻に泣いて頼むようになる。

いいかげん可哀想に思った妻がもう家は諦めようと、
元軍人も納得して、泣きつかれて寝た女を家で介抱してやってると、
そこに女に以前から協力的だった警官がやってきて状況を勘違いし、
話も聞かないまま元軍人とその中学生くらいの息子を銃で脅して役所に連れて行く。書類を書き換えさせるためだ。
その途中、スキをみて息子が拳銃を奪うが、集まってきた警官たちに射殺されてしまう。
元軍人は泣き叫び、警官も呆然とする。

元軍人が家に帰ると、女は居ず、妻は具合が悪くベッドで寝ていた。
元軍事は息子のことは何も言わないまま、茶に致死量の睡眠薬?を混ぜたものを渡す。
「アラブに帰ろう」と元軍人は話すのを聞きながら妻は死んでいく。
そして元軍人は正装し、顔にビニール袋を巻き付けて妻の手を握りながら自殺する。終

 

砂と霧の家 特別版 [DVD]
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砂と霧の家(原作)
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