バタフライ・エフェクト
-
448 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 22:25:12
- 「バタフライ・エフェクト」は後味悪く無かったと思う(多分)。
俺は結構感動した、うろ覚えすぎるけど以下あらすじ。主人公は物心付き始めた頃から、よく記憶が飛んでしまう子供だった。
小さい頃から一緒だった、近所に住む幼馴染のヒロインと仲がよく、
遊び仲間やヒロインと一緒に(そこそこ性質の悪い)悪戯をしたり
ヒロインと淡い恋をしながらも少年期をすごしていく。
ある時主人公は親の事情で遠くへ引越しをする事になる。それから数年が経ち、
青年になって大学生として幸せな生活を送る主人公、
ふとした切っ掛けで少年時代の故郷に戻る事になり
更に主人公はヒロインと再会する事になる、がしかし、
ヒロインは落ちぶれた小汚い女性になっており
その理由を主人公が問いただすとヒロインは突然泣き出し
走って帰ってしまう。
(実はヒロインは幼少期の頃から実の父親に強姦されていた上、
主人公もその場に居合わせていた、しかし主人公はその時の記憶がすっぽりと
飛びぬけていたので覚えていなかった。)
-
449 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 22:27:17
- そして、その日の翌日に
主人公の元にヒロインの兄からの電話がかかってくる
「お前妹に何した?!妹は今日自殺したぞ!・・お前も殺してやる!」と。主人公は「何故彼女が死んだのか」昔の記憶を思い出す為に、
昔自分が書いていた日記を読み始める、
日記の内容が自分が子供の頃「記憶が飛んでいた部分」に差し掛かると
突然目眩がし、何と「その時間だけに」タイムスリップしてしまう。
コレを絶好のチャンスと思った主人公、その過去を自分の都合の良いように
変えてみようと努力をする。そしてヒロイン親父からのレイプを未然に防いだ主人公、
現代に戻った時ヒロインと結婚するほど状況が好転していた、
しかしその時ヒロインの兄に襲われ
勢いあまって兄を殺してしまい主人公は刑務所に入れられる事になる。その為更に「記憶が飛んでいた時間」に戻り過去を一つ一つ修正していく主人公。
しかし、主人公の両手が無くなる結果になったり
主人公の友人が殺人犯になったりと、思うようには上手くいかなかった。
-
450 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 22:30:42
- もう一度もう一度と繰り返すうちに、ついには子供の頃のヒロインが
不慮の事故的な爆発に巻き込まれて死んでしまう。そして、現代に戻った主人公は事故の所為で狂ったと思われて
精神病院に入れられており
更にタイムスリップするのに必要なアイテムの日記帳(過去の記録)を
ヒロインを目の前で死なせてしまった自責の念により
一切書かずに成長してしまった。
最悪の結果でタイムスリップする手段を失う事になってしまった。主人公は無理やり病室を抜け出し
必死で何か無いか・・何か過去の記録は無いかと捜しているうちに。
ある部屋で一本のホームビデオのテープを見つける、
そこには主人公とヒロインが初めて出会った
ご近所とのホームパーティの映像が映し出されていた。
主人公は、ある時ヒロインが言った言葉を思い出す「私は貴方に出会う前、お父さんとお母さんが離婚する事になっていて
どっちに付いて行こうか迷っていたの、でも、初めて貴方に会った時に
貴方の事が気に入ったからお父さんのもとについていったのよ」と。主人公はホームビデオを見ながら過去へとタイムスリップする・・。
ホームパーティーの会場で主人公を見初めるヒロイン、
明るく可愛らしく主人公に話しかけてくる、
それに対しすごんだ声で返事をする主人公「二度と俺に話しかけるな、今度話しかけてきたら
お前も、お前の家族も皆殺しにしてやる」こうして現代に戻りヒロインは主人公の事を全く知らずに幸せに成長する、
主人公はキャリアウーマンになったヒロインを街で見かけるが
何も声をかけずに立ち去っていく。
-
451 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 22:34:23
- 最初に状況を好転させた後、なんで兄貴に襲われたん?
-
452 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 22:42:48
- >>451
この映画自体が少し複雑ですが。
確かヒロインの兄は子供の頃から相当なDQNで
且つ重度なシスコンだった為に
現代に戻ってもヤクザみたいなDQNっぷりでした、
ですが妹だけは溺愛しており、
その妹と主人公が結婚するのは簡単には許せなかったようです。
妹に「俺を見捨てるのか?」的なことを言っていた様な・・。ちなみに
>「私は貴方に出会う前、お父さんとお母さんが離婚する事になっていて
どっちに付いて行こうか迷っていたの、でも、初めて貴方に会った時に
貴方の事が気に入ったからお父さんのもとについていったのよ」と。
ヒロインがこのセリフを言った時は、
主人公は両手を失った障害者で
その為ヒロインは他の男性と幸せそうにお付き合いしていました。
その時にある種主人公を慰める為にかけた言葉でした。全体的に切ないけど良い話っぽいと思いました。
-
453 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 23:05:09
- 結末を知ってしまったのが悔やまれるほど面白そうな映画だな。
でもありがとう。
映像が良いならぜひ見たい。
-
454 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 23:09:57
- >>448
ディレクターズカット版は最後が全く違うんだよ。
過去ログより転載。847 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 05:58:08 ID:t28LUfz70
エヴァンは母親に日記を差し入れてもらい、13歳に戻る。
トニーがケイリーとの仲を引き裂くために、エヴァンの愛犬を焼き殺そうとするのを止める。
しかしエヴァンの計画は歯車が狂い、トニーは殺され、
トニーを殺してしまったもう一人の幼馴染の少年レニーはショックで廃人に、
ケイリーは顔に大きな傷を負い、場末のホテルで薬漬けの売春婦になっていた。
エヴァン自身はほぼ元の生活に戻ったが、脳に大きなダメージを追っていた。
短期に40年分の情報が脳に書き込まれた為だった。再び13歳に戻ったエヴァン。
悪戯で仕掛けたダイナマイトの爆発で近所の主婦と赤ちゃんが死ぬのを阻止した。
それがきっかけでトニーは更生し慈善活動に没頭、ケイリーはレニーと付き合い、
幸せな生活を手にいれたが、エヴァン自身は爆発で両腕を失い、車椅子の生活を送ることになる。
息子の身を案じるあまりストレスでヘビースモーカーになった母親は肺がんで余命幾ばくもない。
もう一度爆発を止めようとするが、腕を失ったことでそれ以降の日記がなくなってしまった。腕を失う前の7歳の日記で過去に戻り、ダイナマイト自体を消してしまおうとするが、
今度は誤ってケイリーを爆死させてしまう。
エヴァンは精神病院に拘束され、日記そのものを付けていない。
医師には、日記はエヴァンの妄想だとまで言われてしまう。
そして、エヴァンの父親もありもしないアルバムを探していたという。既に脳の損傷が限界に近づいていることを知ったエヴァンは、
母親にホームビデオを持ってきて欲しいと頼む。
ビデオは、エヴァンの出産を控えた母親を父親が撮影したものだった。
エヴァンは母親の胎内に戻り、へその緒を首に巻きつけた。
そして、生まれてこなかった3人の兄も同じように自ら命を絶ったことに気がついたのだった。
-
455 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/23(日) 23:48:57
- >>454
そうだったのか・・。
確かにDVDのオマケにアザーエンディングみたいなのがあって
最後に主人公がヒロインと出会って
「二人の運命は再び動き出す」的なエンドも用意されてたみたいだけど。
そういう結末もあったんですね。
まぁあんま後味悪くないから他のネタ投下待ちます。ちなみに
エヴァン=主人公、トニー=ヒロインの兄、ケイリー=ヒロイン
レニー=どこにでもいるスタンドバイミーのバーンみたいな子。