ホーム » 小説 » 小説/や行 » 誘拐犯(山本文緒)

647 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/29(土) 00:48:12
山本文雄の短編。

主人公は小学生の男の子。
主人公の姉は学校でイジメにあっている。
姉の日記でそれを知った主人公は、エスカレートしていくイジメを止めるために
イジメのリーダー女子をこらしめることにした。
主人公はリーダーの家を偵察に行き、たまたま飼い猫を見つけ、誘拐することにする。
その飼い猫を人質に、リーダー女子に脅迫状を送り、イジメをやめさせようと考えたのだ。
その時偶然主人公のクラスメイトの女子に会い、彼女もその計画を知る。

計画はうまく行かず、姉はますますひどいイジメを受けた様子で帰ってきた。
脅迫状は姉の仕業だと思われたらしい。更に、誘拐した猫に与えた魚が
腐ってたことが判明。慌てて猫を隠した納屋に見に行くが、猫はすでに死んでいた。
呆然とする主人公。そこに猫の様子を見に来たクラスメイト女子が、
「殺しちゃうなんてひどい!」となじる。

死んだ猫を箱に入れてリーダー女子の家を訪れる主人公。
「お前が言うことを聞かないから、殺したんだよ」

主人公は怒ったリーダー女子一家に交番に連れて行かれる。親とともにかけつけてきた
姉は「なんてことしてくれたのよ!」と、主人公の頬を叩く。
リーダー女子は姉に「猫を返せ」とくってかかる。
親同士は喧嘩している。
大騒ぎの中主人公はぼんやり座っている。

そこにクラスメイト女子が母親と現れた。搾り出すように訴える。
「カッちゃん(主人公)は悪くない、悪くないの」

それでも、猫を殺したのはやはり僕だ。許して欲しくも、わかってほしくもない。
主人公はそう思い、こらえていた涙を落とした。


648 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/29(土) 00:53:38
ならいじめっ子を傷害罪で訴えればおk

650 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/29(土) 01:29:04
猫が一番カワイソス

 

ブラック・ティー (角川文庫)
ブラック・ティー (角川文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...