東京BABYLON/Vol.8「REBIRTH」(CLAMP)

436 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 11:04:48
ちなみに他にも後味悪い話が多い。

前述の心優しい霊能者主人公は、移植を待って死にかけている少年と知り合う。
悩んだ末に自分の臓器を少年にあげようと決心して母親の元に向かうが、
息子のことでノイローゼになっていた母親は、
「あなたの臓器をちょうだい」と錯乱して刃物を持って襲いかかる。
主人公はめっぽう強いはずなんだが、母親に手を挙げられず防戦一方。
そこに主人公の友人がかばいに入って刺され、失明する。
激しく後悔する主人公。

な話もある。


438 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 11:24:21
>>436
その親子は、子供が2人いて両方とも重い腎臓障害。
2日に1度の透析が必要なくらい。
父親はいなかった。死んだか逃げたか理由は忘れた。
母親は悩んだ末に兄の方に腎臓を提供したが生着せず失敗。
妹の方に移植していれば、もしかしたら生着したかもしれない。
片方だけでも障害から開放できたかもしれないと延々鬱屈してたな。

この母子の設定だけでもかなり後味悪いものがある。


439 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 11:49:09
腎臓は、壊れると悲惨だよな。
俺も腎臓病だから、その手の話はブルーになるなぁ

440 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 12:59:27
>>436
主人公かばって失明した友人って、、、
実は知り合った頃から主人公を殺すかどうか決めかねていて
結局最後は殺すことにしたんだよね。

469 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 21:27:41
>>436
中学生くらいのときに読んで不思議だったんだが、
臓器移植するなら血液型とか他にもいろいろ細かく検査して可能だったり不可能だったりするよね。
錯乱した母が「あなたの臓器を」って言うのはわかるんだが、
まともな神経持ってるはずの主人公が拒絶反応とかの検査も何もなしに
「自分のをあげよう」って思い至るのがよくわからん。
自分が失念しただけで、少年と主人公が移植可能って描写があったんだっけ?

473 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 22:54:09
東京バビロンと言えば、
>>440
にも上がっている友人の設定も後味悪いな。

彼は獣医をしていて、温和でホモで天然ボケが売りのキャラだった。
主人公も獣医学部に解剖がなければ入っていたであろうというくらい動物好きということで、
意気投合していた。

実は獣医をしていたのは、術を使った際の反動を受け止める依代にするため。
それが明かされるシーンでは犬の内蔵がベローン、
ってなっててよろしくない。

ラストではお姉ちゃんも死ぬし、決着付かないしで、
基本的にアスカ、ウィングスに代表されるあの手の漫画は
エンディングらしいエンディングを付けない(どころか未完のまま風化したり)から全般的に後味悪い。


475 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 23:05:55
>>469
その話、母親が適合するかどうかわからんのに「臓器クレクレ」とか、
錯乱してるわりに整然と健康と幸せについて主張してるところとかに
脚本の三流臭さを感じて、それ以降続きを読まなかった。
>>473を見て読まなくて良かったと思った。

 

東京BABYLON―A save for Tokyo city story (4) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)
東京BABYLON
A save for Tokyo city story (4)
(ウィングス文庫―Wings comics bunko)