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695 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/05(水) 17:50:52
エドモント・ハミルトン 「帰ってきた男」

ある男が目を覚ますと棺の中に寝かされていた。
男は病気で、勘違いから墓に入れられたのだ。
幸い地下ではなく納骨堂の中だったため、棺をこじ開けて出る事が出来た。
男はとりあえず自分の家に帰った。
だが妻を驚かせては悪いと思い、窓から家の中を覗いた。
中では、妻と男の友人が結婚を誓い合っているところだった。
仕方なく男は自分の息子夫婦の家に向かった。
そこでは息子夫婦が男の保険金を使って事業を興す相談をしていた。
男はそこへ出て行くのも悪いと思い、近所で電話を借りて友人にかけた。
しかしだれもまともに取り合ってくれない。
雪が降る夜中、男は耐えられなくなり、
寒さをしのぐため自分が入っていた納骨堂に戻った。
石造りの納骨堂の中は冷え切っていたため、棺桶に入ってふたを閉じた。
やがて空気が無くなってきたが、男は構わず、暗闇へ身をゆだねた。
今度こそ帰ってくるつもりはなかった。

タイトルの意味が、「(墓場へ)帰ってきた男」だという事に今気づいた……


697 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/05(水) 18:33:57
>>695
うわー正統派だな
男がファビョったりしなくて淡々と傍観してるとこがなんとも

 

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