ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その82 » 呪い殺して

253 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/07(木) 17:28:49
漫画思い出したよ。

ある少女が家庭の異変に気づく。
以前少し家に出入りしていた女性が思いつめた顔で家を見つめていたり、
そのことを母に告げると「あの女…」と母が怖い顔をしたりするのだ。
ほどなくして、父親が母親に離婚話を切りだす。父親の浮気相手は家を見つめていたあの女性。
少女はそれを許せなく感じ、そして父親はきっと騙されているんだと憤る。
結局のところ、少女は(漫画なのでご都合主義的ですが)呪術師に頼んで、
父親の浮気相手の女性を呪い殺してもらう。相手がいなくなったので、父親は家に戻ってくる。
母親との間は夫婦としてはもう修復できなかったが、娘をかすがいに家族としてはなんとかつながった。
しかし数年後、父親はあっけなく病死。その葬儀の席で、少女は父の部下と顔を合わせる。
話しているうちに妻帯者と知って、心のどこかにひっかかりを覚えてしまう少女。
その時は自覚していなかったが、数年後就職して父の元部下と再会、あの時感じたひっかかりが恋心と自覚する。
やがて二人は不倫関係に陥る。元部下の妻は病弱で娘もいる。離婚するには忍びなく、
不倫関係のまま二人の仲は続く。不安定な立場に心細くなって、彼を忘れようと
別の人と交際してみるが、やはり彼が忘れ難く、ただ側にいられればいい、とずるずると深みにはまっていく。
あれほど嫌っていた父の浮気相手と同じ立場なんだ…と自らの身を振り返る彼女の背後に、
あの呪術師の影が迫っていた…。
「私許せないの。知っているのよ、あの人、他の男性とも付き合っているの。
 お父さんは騙されているのよ! だからお願い、あの人を呪い殺して」
遠いところで、彼の娘がかつての彼女と同じように憤り、同じように呪殺依頼をしていた…。


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