ホーム » 小説 » 小説/あ行 » あなたに似た子(夏樹静子)

528 名前:夏樹静子「貴方に似た子」 投稿日:2008/05/26(月) 18:56:56
都心の高級マンション。
才色兼備の人妻・A子は同じマンションに住む妻子持ちの一流商社マン・Bと浮気していた。
優秀な勤務医である夫は真面目で優しく、子供も天真爛漫で賢い良い子。
Bも理想的な妻と息子(A子の息子と同い年)がおり、お互いに家庭を壊す気はない。
ただ、A子は小太りで男性的な魅力のない夫より美形でスマートな魅力を持つBに魅力を感じていたのだ。
またBもおっとり型の妻より、打てば響く賢さを持ったA子に魅力を感じていた。
しかし二人に思いも寄らぬアクシデントが起こった。あまりにA子夫妻の息子とB夫妻の息子が似ていたのだ。
これにより周囲には心ない噂がたつ・・・。A子の息子はA子とBの不義の子だと。
しかしA子とBが浮気を始めたのはお互いの子供が幼稚園に入ってから。そのようなことはあり得ない。
不本意ながらA子とBは関係を断つ。

529 名前:夏樹静子「貴方に似た子」 投稿日:2008/05/26(月) 19:18:59
A子の隣人はTV局に勤めている子供の居ないC夫妻だった。
C夫妻は軽薄な性格で金遣いも荒く、A子はあまり好きでなかった。
ある日、A子に脅迫電話がかかってくる。
「お前とBのことを知られたくなかったら300万渡せ」
結婚前の蓄えもありA子なら用意できる金額だった。しかし300万渡したところで強迫は終わるのだろうか?
脅迫電話はBにも来ていた。既に400万渡したと答えるB。明日が約束の期日となった日、A子ある計画を胸にした。
翌日指定された場所に金の入った袋を置き、物陰に隠れるA子。脅迫者の正体を突き止めようとしたのだ。

袋をとりに来たのはCだった。
脅迫者の正体を突き止めたA子はCが金に困っていると確信。
TV局に匿名の電話をかけ、Cが素行に問題があると密告。
TV局の調査によりC夫妻の常軌を逸した女遊びと(妻はホスト遊び)
そのための多額の借金がバレ、Cは地方に飛ばされた。
金は帰ってこなかったが全てが解決しA子は満足していた。
Bは間もなくワシントンに出張になりA子とは完全に切れた。
あの優しい夫をほおって浮気なんてなんて馬鹿だったのだろう。A子は反省していた。
銀座でショッピングを楽しんでいると高級デパートでレターセットを買い物をしているBの妻を見る。
「相変わらず上品で淑やかな人だわ」と、B子が何やら試し書きをしている。
何となくその試し書きをみたA子は仰天した。
そこにはA子の夫の名前が書かれていたのだ。ということは自分の息子とBの息子がそっくりだと言う事が・・・。
A子は全身から力が抜けていく事を感じた。


530 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/26(月) 19:52:23
また後味スッキリな話を書きよって

532 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/26(月) 20:14:00
A子とBだけでなくA子の旦那とBの妻も浮気してたってことかな?

533 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/26(月) 20:42:21
そういうことだと思う。

別に後味スッキリだとは思わないけど、なんとなく丸く収まった感じはするね。

A子は浮気をやめて夫に愛情が戻った矢先、自分より先にその夫が浮気してたかもしれないと気付く
ってラストがポイントなんじゃないかな。
どっちも浮気性の仮面夫婦ってなんか情けないね…


534 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/26(月) 21:07:27
Cに関するエピソードに必然性を感じない話だな。
2時間ドラマ用に書いて、時間合わせに書き足したんかな?

 

二人の夫をもつ女 (講談社文庫)
二人の夫をもつ女 (講談社文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...