ホーム » 小説 » 小説/か行 » ゴールデンケージ(井上夢人)

686 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 16:52:25
井上夢人「ゴールデンケージ」

大物実業家の2人の息子
成績優秀な兄・賢介と素行不良な弟・優介
優介は親にも見離されてふて腐れている
賢介は逆に親の期待を一身に受けて重圧を感じている

ある日 賢介は自分の体の変調に気づく
みみずばれのような白い筋
それは時々枝分かれをしながら毎日少しずつ伸びてゆく
皮膚の下に何かが詰まってるような感触
意を決してカッターで白い筋を切開してみる賢介
中には細かい白い粒がミッシリと詰まっている
寄生虫の卵らしい
賢介は筋に沿ってカッターを当て セロテープで卵を全部除去する

翌日
前日切開した筋から新たな筋が枝分かれして伸びていた
卵は全部取り除けなかった どんどん増え続けている
賢介は半狂乱になって自分の体から卵を取り除き続けるが
筋はどんどん枝分かれして伸び続け 体全体を覆ってしまう
賢介はすすり泣きながら筋にカッターを当て続ける


687 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 16:53:18
暴力事件を起こして部屋に閉じ込められていた優介は
兄の部屋から漏れてくる呻き声が気になって兄の部屋を覗き
血まみれになって自分の全身を切り刻み続ける兄の姿にぎょっとして
部屋に乱入し 兄の手からカッターを取り上げる

騒ぎに親がやって来る
血まみれで震えてる兄とカッターを持って兄を押さえつけている弟の姿を見て
優介が優秀な兄を恨んで殺そうとした と誤解する
なじられ 取り押さえられる優介
ガタガタ震えながら「虫を退治して・・・虫を退治してくれ」と呟き続ける賢介
「そうだ お前の言うとおりだ
 こいつは人間じゃない ウジムシだ」と吐き捨てる父親
優介は自分の言うことを聞こうともしない父親とこの家と言う環境に絶望し
「やっぱりそうなのかよ」と思い 全てを放り出して座り込む


689 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 17:11:33
確かに笑えるwww
このセンスは80年代の小説か?

691 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 17:46:04
>>686-687
え、これで終わりなの?兄ちゃんどうなったん?

694 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 21:22:25
>>687
兄のみみずばれから寄生虫っていうのは妄想だったってことでいいのか?

699 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 22:39:41
>694
薬物中毒でよくある幻覚だな。

 

あくむ (集英社文庫)
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