そいつがドアをノックする(ロバート・R. マキャモン)

749 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/29(月) 19:00:50
ホラー小説の短編集にあった一つなんだ。タイトルや作家は不明・・・

運に見放された一家がいた(家族構成は、妻、夫、娘です)夫はとうとう会社まで首にされてしまう。
夫は新しい職を求めて、それから運気を変えようと新しい地に引っ越す事にした。
そこは辺鄙な山にはいりこんだ村だったが、良質の物件だったので契約し、引っ越す事になった。
引っ越してからというもの、仕事がすぐきまったと思えば、すぐに昇進、昇給。
海外旅行いきの懸賞にはあたるは、車がほしいと思えば格安でいい車が見つかるは、
ハンティング用に銃を買いに行けば差し上げる、この銃の良さを宣伝してくれっと、
無料でもらえてしまったり、まさに幸運につぐ幸運と、幸せの絶頂だった。

そうしてその町で始めてのハロウィンの夜。
集会があるので必ず来てほしいと、言われ集会場所の家へと向かう主人公。
陽気な気分でドアをあけたが、その中は異様な空気に満たされていた。
普段の陽気な隣人や、住民とはうってかわって、
誰もが重々しく俯きながら座り、何かの順番をまっているのだ。
「これは一体何なんです?」と驚く主人公に
「君ははじめてだったな・・・まぁ、座って聞きなさい」と説明する村長。
その時、奥から顔見知りが顔を被いながら出てきた
「そんなひどい・・・あの子の親指なんて・・・」そういいながら。
「一体これは何の冗談なんです?」
なんだか薄ら寒い予感を覚えつつ、半場いらつくように村長に問いかける主人公。
「年に一度だけなんだよ、だいたいは詰まらないもの、価値の無いものをほしがるだけだ、それを渡せばいいんだよ」
そう村長に言われても何が何だかわからない主人公に向かって、村長は手元の紙をめくりながらこう言った。
「君の場合今年は……娘さんの左の耳だそうだ……」
そう言われて主人公はふざけるなと、ついに怒鳴るが、村長は悲しそうな目で見つめ返し、こう言った。
「君がこの村にくるまでどんなだったか知ってる、そりゃひどいもんだっただろう、だがどうだ?
 この村にきてからの君は?すばらしい職場に、昇進、それに旅行に、車に、
 銃もそうだったよな、それが偶然だと思ってたのか?」
主人公ははっとして黙り込む、確かに奇妙な幸運の連続だったからだ。


764 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/29(月) 23:51:33
>>749
マキャモンの『そいつがドアをノックする』だな。

町ぐるみで悪魔と契約してて、主人公も知らずに契約してた。
ちなみに、最後は契約を蹴って逃げようとするが・・・ という話


765 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/30(火) 00:01:22
するが・・・逃げきれるの!?
気になる気になる

769 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/30(火) 00:59:16
>>765
結論から言うと、逃げ切れない。
ちなみに町長が主人公に
「彼が欲しがっているものを渡さないと、もっと多くのものを取っていくんだ」と注意する件がある。

確か”供物”は主人公のトロフィー、スニーカー片方、妻の髪一房、娘の両手小指、だったかと思う。


770 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/30(火) 01:38:17
>>769
あったなぁ、確か続きはどうだっけか。
バットと銃で武装してまってると、ドアがノックされてなんだっけかな
なんとか怖い怖い、食べちゃうぞ??みたいななんか台詞があったよな、
そういうのが聞こえて主人公が出て行けとか怒鳴ってたら、外から隣人の笑い声が聞こえて、
悪いジョークだよ、HAHAHAみたいな感じでほっとしたら怒りがわいてきて、
ふざけんなってドアを開けると誰もいないだよな

そしたらそいつがいて、一家に襲い掛かってくるんだっけか、主人公が銃をうとうとするが弾はでない
それはそいつの力によって得たものだからって感じで、それでも主人公はバットでそいつを殴るんだっけ
その時にそいつの口から、リストにあったカナリアとか、シューズとかが吐き出されて、
しょんべんちびるほどびびるんだけど、そいつがひるんだ隙に、家族を連れて車に乗り込むんだ。
さー、エンジンはつかないか?っと思ってると無事ついて、走り出す。
そのまま車は村の抜けて走っていくんだっけ・・・
よかった逃げ切れたなーって思ってると、車が変形をはじめて、
車の中から歯がはえてきたとおもったら、大きな口みたいになる
そのまま一家は口の中から逃げれないまま、
後に残ったのは昆虫のように足の生えた車の慣れの果てが暗闇を走り抜けていくんだっけかな
何か、ラストで誰かを乗せたようなきもするんだが、落ちは間違いないはず・・・


772 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/30(火) 01:55:40
>>770
いや、戸を開けると仲間の1人が立ってて、それが実は『彼』の化けた姿だった。
「こわいぞ、こわいぞ、ダン(主人公の名前)」が決め文句。
それを殴り、走って家族で逃げ出す。
夜道をやってくるワーゲンを見つけ、中に居た男女に頼んで同乗させてもらうが、
走り始めてしばらくすると運転手が
「こわいぞ、こわいぞ、ダン」
と裂けた口で笑う。
で、車がトランスフォームして闇に消えてゆくというオチね。

 

ブルー・ワールド (文春文庫)
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