ホーム » 小説 » 小説/あ行 » 鬼が哭く谷(西村寿行)

820 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/28(金) 14:45:24
同じ作者で、題名は忘れたけど似たような作品があった。

東京にレイプ殺人窃盗団が出没していて、夫婦の家に押し入っては
夫婦とも針金で後ろ手に縛り上げては、夫の目の前で妻を数人がかりで嬲りものにして、
その時、夫も前であろうと官能に溺れてあられもなく乱れた妻は命を助けられるが、
連中の手技に抵抗した貞淑な妻はレイプの最中に絞殺してから、
家の中の金目の物を洗いざらい盗んでいくという手口。

主人公の刑事の妻が、たまたま新婚家庭の友人宅に遊びに行って
話が弾んで帰りそびれて、泊めて貰ったその晩に件の強盗団に襲われ、
友人妻は助かったが、刑事妻は抵抗したために無残に殺された為に主人公の刑事が寝食を忘れて、
レイプ窃盗団の捜査に乗り出し、苦労の結果、今まで不思議に思われていたこと
「結構大人数で押し入っているのに逃走経路に目撃者がいない」
「盗品がどの故買商からも出てこない」などのうち、襲われた事件の調査書での共通点で、
事件の夜に夫婦者の夜泣き蕎麦屋の屋台が出ていたことが複数回書き込まれていることに注目。

推理として、その夜泣き蕎麦屋も仲間であり、強盗団は襲撃の後
そのまま屋台の客に化けて、検問の目を逃れていたのではないかと考えたが
屋台の夫婦者はその都度、別人であったという事から捜査会議では一蹴された。


821 名前:820 :2008/11/28(金) 14:46:22
しかし納得できない主人公は、苦労しながら何とか怪しいその夜泣き蕎麦屋を追い続け、
とうとうその夫婦者の内の一組が住んでいるらしい集落まで割り出して潜入、
そして彼らが犯人の仲間である証拠を掴んで、二人を捕獲してやれ嬉し!と、
思ったとたん仲間に襲われて昏倒。

気がついたら、素っ裸になれて後ろ手に括られて、
目の前にはニタニタ笑う同じく全裸の夫婦者と大勢の男女。

なんと、強盗団はその集落全体が全て仲間であり、
夫婦者と思った連中も夫婦でなく集落全体が全ての社会的ルールからはみ出した
遣りたい時にやる、欲しいものは盗む、殺したい奴は殺すwwという
異常性格者が集まった集団だった。

だから、仲間の夜泣き蕎麦屋の夫婦?の組み合わせが違っていたり、盗品が見つからなかったのは、
盗品は現金以外は換金せずに集落で使ったいたりしていたので、表に出てこなかったというわけ。

女が主人公に近づきながら、
「さぁ!この世の最後にせめて色々楽しませてあげるわね」という場面でエンド。

いやもう、読後感は脱力の一言。
主人公はアウトローで警察組織から離れて、単独で捜査していたから
ここで主人公が殺されたら証拠も何もない、単に一刑事が行方不明になっただけだし、
この後もこの残酷なレイプ強盗団は出没して犠牲者が増えるだろうし
つうか、性格異常者ばかりの集落の存在という設定は掟破りだろ!!!と思ったよorz


824 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/28(金) 15:04:54
ジュコー御大の作品って「それなんてエロゲ」な内容が多い気がする

825 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/28(金) 16:20:01
御大の小説をこっそり読んで育った世代がエロゲの創世記を担っているわけで。
当時はAVなんかなくて、エロ本もまだカラーグラビアの時代じゃなくて、
エロを求めて御大の小説にたどり着く子供も珍しくなかったのだよ…

826 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/28(金) 17:03:34
つまり逆にエロゲの方が
「それ何てジュコー?」なわけだなw

 

鬼が哭く谷 (角川文庫)
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鬼が哭く谷 (徳間文庫)
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