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601 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/30(土) 23:55:59
ある家族に男の子が生まれた。
初めての男孫で跡取りという事で、同居していた祖父母も大喜び。

しかし、男の子が重度の自閉症だと分かると、その幸せは一変した。
祖父母は母親を責め、父親は仕事を理由に家に寄り付かなくなった。

母親は男の子の世話をするために自由に外出も出来なくなった。
友人達とも疎遠になり、ますます孤独になった母親は「保護者の会」の活動にのめり込むようになる。

男の子には2人の姉が居たのだが、男の子が生まれてから姉達の生活も一変した。


602 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/30(土) 23:57:13
長女は男の子にかかりきりの母親に代わって
毎日の家事、休みの日は保護者会に出る母親に代わって男の子の世話、自由になる時間はほとんど無かった。

精神的に追い詰められた長女はある日、家出。
母親は狂ったようにクラスメイトに電話しまくった。
特に仲が良かったクラスメイトに対しては夜中に家まで押し掛け
「お前のせいで娘が家出した!どこに娘を隠した!」と怒鳴り飛ばした。

この間、長女は公園で野宿しようとして浮浪者に追いかけられたり色々あったらしい。

長女は高校卒業と同時に家を出ることに成功、専門学校を出て目標にしていた職業に就いた。

ところが、家出の時のトラウマと就職先の劣悪な環境に耐えられずうつ病になり退職。


603 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/31(日) 00:00:03
次女は長女と違い、親の言うなりの「優等生」として過ごしてきた。

次女は無事就職したものの、仕事に行く以外の時間は家に引きこもって過ごしている。
友人はおらず、職場の人間とも必要最低限の付き合いしかしていないらしい。

母親は現在も精神的にかなり不安定な状態で、
長女にカウンセリングを勧められたが「自分は病気じゃない」と言い張って拒否。

長女は実家に戻ったが、うつ病の事もあり就職出来ないまま今年で7年目。

次女は今も職場と家だけを往復する生活を送っている。

新聞かなにかで読んだ実話なので特にオチは無いです。
上手く言えませんが、長女が色々頑張ってるのにどうにもならないというのが自分には後味悪かった。


604 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/31(日) 00:17:23
後味というか全味悪っ
フィクションなら良かったのに…

605 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/31(日) 01:13:05
親父が離婚してないだけまだましかな
離婚して、生活費を渡さなかったら超全悪

609 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/31(日) 09:14:01
母親は自分が産んだ子だから可愛いんだろうけど、
父親は自分の子でも障害者だったら引くのかな

610 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/31(日) 09:20:00
>>609
全員がそうかどうかは知らないけど
大江健三郎は息子の光に知的障害があることに当初どん引きしてたな。
その後、光の事は繰り返し小説のモチーフにしてるけど。

612 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/31(日) 09:49:10
自分の腹から生まれないっていうのはかなり心境に影響があるらしい
例え血が繋がってるのが証明されてても、顔が似てる要素がなきゃ可愛がれないとかもある
障害者とかの場合は無意識に、子供を腹で養育し生んだ方→母親側の原因のほうが重い、
もしくは母親に100%原因があると考えるんだとか
確かにへその緒で首締まって知的障害になることはあるけど
母親のせいじゃないが、それを母親の腹に欠陥があった!と思ったりね

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