ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その105 » 新マジシャン(高階良子)

473 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/12(日) 18:08:19
高階良子の「マジシャン」は、連載終了から何年もたって出た、
続編にあたる「新マジシャン」が後味悪かった。
こういう完結した過去の人気作をいじった続編って、得てして
せっかく好きだったエピが後付け解釈で改変されていたり、なんか嫌ぁ~な気分になることが多い。

舞台マジシャンだった両親を火檻からの脱出トリックの失敗で亡くした少女と、
その保護者役を引き受けて、ラスベガスの花形でありながらマジックの世界から引退した
弟子の青年とが、周囲で起こる事件のトリックなどを暴いていくストーリー。
当初のシリーズは、少女が目の前で両親の焼死を目撃した幼い頃のトラウマを克服し、
青年と恋人同士になってハッピーエンドで終わっていた。

コミック巻末コメントの時点で
「最後が急ぎ足でまだまだ書き足りなかった部分もあるから、可能ならいつか続編を描きたい」
と言っていたから、それはまぁ一ファンとしては歓迎だったんだが、
数年たつと作風が変わっていて、コミカルさが減り因縁めいた陰鬱さが増していた。

以前はオカルトっぽい演出の事件でも最後には「霊なんていない、これは人間が仕組んだトリックだ」
と言ってバーンと解いていたのに、本当に死霊が出てきて恨みの主を川に沈め殺す展開になったり、
青年は今まで体を酷使して無理なイリュージョンマジックをこなしてきた蓄積で病を患い
もう余命少ないという前作には無かった設定が唐突に加わってきたり、
少女は克服していたはずのトラウマが再燃して心臓麻痺か何かでショック死し
病死した青年と一緒に今度こそあの世で幸せに暮らします、みたいに
霊姿で二人(厳密には今まで世話になった老婦人も含めた三人だが)旅立つラストだったり、
(;゚д゚)作者ドウシチャッタノ…な印象だった。
もともと他作品ではドロドロしたオカルト系も多い人だったけど、
昔はもっとちゃんと区別つけて描いてた感じだったのにな…。


484 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/12(日) 21:09:16
>>473
落ち目作者が過去作品にしがみつくのは珍しくないし
作風が変わるのもまあよくある話じゃん。
と思ったけど、後半読んだら…
作者に宗教はまってそうな傾向出てきたら読者は辛いよなあ…

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