ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その106 » インディラ

940 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/15(土) 02:42:25
10年ちょっと前のインド映画『インディラ』の一場面。

映画全体のストーリーは、下層カーストの村長の遺娘インディラが
対岸の上位カーストの集落との対立や差別の解消に努める物語だが、
その中で、難産の妊婦を病院に運ぶ(医者を家に連れてくるんだったかも?)ため進んでいた舟が、
対岸の村の舟々に立ち塞がれて「うちの水域を通るな」と妨害されるシーンがある。
こちらの村の舟々とあちらの村の舟々で言い合いの応酬が続いていっこうに埒が明かず、
インディラは「時間がない」と強行突破を指示する。
「そんな! 舟が壊れてしまったら生活が立ち行かなくなる」と村の男たちは反論するが、
インディラは迷いつつも「人命が掛かっている」と最終決断を下す。
舟同士の派手なぶつかい合いの末、インディラたちは河の通過を果たす。
舟には結構な被害が出て、到着後、インディラは強行突破を指示した責任を詰め寄られ
自分が下した判断は誤っていたのだろうかと思い悩む。
そこへ、無事に分娩を済ませた産婦から呼び声が掛かって、赤ん坊を見せられ
「あなたのおかげで生きて産まれました」と平身低頭の感謝を受ける。感涙して赤ん坊を抱きながら、
「私の選択は間違っていなかったんだわ!」と、吹っ切れたように晴々しい表情で叫ぶインディラ。

…いや、母子ともに健康にお産を終えられたその一家は確かにおめでたいんだけど、
それで結局、漁のための舟を壊された人々の生活はどうなったの??
なんか良い所だけ強調してうやむやのうちに次の場面に移ってしまい、
すごくモヤモヤの残る展開だった。


941 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/15(土) 03:17:08
ちなみに、その映画のシーンからもう一つ。
まあ、これは一矢報いて終わっているから、溜飲が下がって後味は悪くないかも知れないが。

下層カーストの子供たちが、行者が水浴びにも使う川場で土足で遊んでいたのをきっかけに、
両村の対立感情が悪化する。そんな中で、上位カーストの若者たちが
通りすがりの下層カーストの12~13歳くらい?の少女を
「よう、お前こないだサンダルで川に入ってた娘だよな。いい度胸してるじゃねえか」
と呼び止め、林の中に引きずり込んで輪姦する。

次の場面で、泣きじゃくる少女を囲むように両村の住民達が集まって三々五々に言い合い、
下層カーストの皆が上位カーストの若者たちに抗議している。
上位カーストの村長が出てきて、面倒臭そうに「一人あたり○ルピーずつ(←安い端した金だった)
賠償金を支払うから、それでもういいだろ」と有無を言わせない雰囲気で圧力を掛け、
下層カーストの人々は不服に思いながらも目上の人間にこれ以上楯突けず黙り込む。
村長は、若者たちに「なにもわざわざ下層の娘を犯らんだって、もっといいのがいるだろ…」とボソッと呟く。
すると、インディラの許婚(都会から帰郷した弁護士)が前に進み出て、
「じゃあ4人分で…」と財布から紙幣を出してくる。
「? 払うのはこっちだぞ」とキョトンとしている村長へ、
「前払いです。こちらの若いのが、そちらの女の子に乱暴するための…」と嘯く。
「なにをォ!」と上位カーストの人々がいきり立ち、こちらへ掴み掛りそうになるが、
そこですかさず「裁判所へ連行しろ!」と叫んで、犯人の若者らを引っ張り出す。


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